SUMIREさんが合同展「ミニアート展」に参加、
2月10日(木)~15日(火)まで開催されます!
女優やモデルとして活躍するSUMIREさんにとって、絵で表現することとは?

スペシャルインタビューでは、物づくりをこよなく愛し、その時感じた楽しいアイディアを絵で表現するというSUMIREさんに、絵に対する真摯な思いを伺いました。

――SUMIREさんがこの合同展に参加したきっかけは?

まだ個展をやったことがないので、まずグループ展に参加したいと思って探しました。ミニアート展は以前見に行ったことがあって、小規模でもいいから何か自分のアイディアを発表できる場があればいいなと思い、過去に描いた絵を何点か送り応募しました。自分から動かないと成果にならないと思い、今回は自発的にやってみたいという気持ちで臨みました。展示に参加するのは2018年以来です。

(左)「卵少女」(中央)「卵と地球」(右)「卵の服を着た少女」

――今展でのSUMIREさんの絵のテーマは?

わたしは卵が食べるのも、卵という存在も可愛くて好きなので、卵を絵のテーマにしました。全部で16点、すべて卵にまつわる絵です。食べ物としての卵だけではなくて、卵から発想してどんなことを描けるか、物語を思い描きながら、卵の見え方にはこういう違う視点もあるよ、という面白さを表現したいと思いました。絵をみていただく方には、気軽に、自由に感じていただきたいです。今回は卵がテーマですが、花や動物を描くのも好きです。細かな色使いを意識して、あまり同じ色ばかり使わないようにしています。

――今展は150人のアーティストによる全部で700点に渡る作品から、表現の多様性を感じてほしいというコンセプトですね。

一人一人展示できるスペースが限られているので、できる限りたくさんの作品を飾る方もいれば、一つの絵だけをどんと飾る方もいます。絵だけではなく、立体を作っている方もいて、自己表現は自由な場だし、色んな考えの方がいるんだなとつくづく実感しました。

作品の裏側

――SUMIREさんはいつから絵を描き始めたのですか?

小学校低学年くらいから好きで描いていて。家族もみんな絵が好きなので、一緒に描いて遊んだりしていました。わたしは細かく描くのが好きで、幼いころは塗り絵も大好きでよく遊んでいました。

――絵の手法について

全くの独学です。その時その時で絵のテイストも変わりますが、今回は全部水彩で描いています。絵に上手い上手くないもないですが、描き続けていると、筆の使い方が慣れるというか、そういった意味で上達するので。道具の扱いについてもほぼ独学です。ネットで調べたり、買いにいってこの絵具はどう使うのか店員さんに聞いたりして。

――女優やモデルの仕事で忙しい日々、どんな時に描いていますか?

撮影が入っていない合間を縫って描いています。今回は全部小さい作品なので、1日で完成することもあれば、3~5日くらいかかるものもありました。絵を描いて、額を選んで塗って……一点一点製作するので同じものはありません。額はネットで見つけたり購入したものです。最後に額を塗ることで味が出ますよね。作品を描き終えた後は、なんだか自分の子を手放すかのような、ちょっと寂しい気持ちになることもあります(笑) 昨年、帽子のブランドCA4LAと絵のコラボレーションで帽子を作りましたが、そうした企画は励みになりますし、今後も女優やモデルの仕事で撮影がない間は絵を描くのに専念したいと思っています。

――SUMIREさんにとって絵を描くこととは?

絵を描くことはわたしにとって癒し。リラックスです。絵を描いている時間は描くことだけに集中できるので、気持ちが落ち着き、自分の考えが柔軟になるように思います。

ワンピース ¥132,000(Plan C)

お問い合わせ先
PARAGRAPH CO.LTD.
TEL : 03-5734-1247

Photographs : Norifumi Fukuda(B.P.B.)
hair & makeup : Yoko Hirakawa(mod’s hair)


写真はPART2の展示の様子。

総勢150人700点の作品群!ミニアート展2022 Vol.3

純粋な創作動機や自由な発想、直観に訴えかける力のある作品を重視し、総勢150人の多岐にわたるジャンルの作品が一堂に集うアート展。

期間:2022年2月10日(木)〜2月15日(火)
場所:GALLERY 2511
   東京都千代田区西神田2-5-11 出版輸送ビル3階
時間:11:00〜19:00 最終日は17:00まで
入場料:入場無料
WEB:https://gallery.2511.jp/