映画の未来を占う世界四大国際映画祭の一つ、「カンヌ国際映画祭」で、2021年、最高賞（パルムドール）に輝いたのは、突然変異の如く現れた「怪作」。その衝撃でカンヌを揺るがせた映画『TITANE／チタン』が、いよいよ、4月1日（金）より日本で全国公開される。
主人公は、幼い頃の交通事故で頭蓋骨にチタンプレートが埋め込まれた女、アレクシア。彼女の物語は破壊力を帯びたまま暴走し、予測不可能な方向へーー。観る者を困惑と混乱、驚愕へ導き、快も不快も覚えさせる破天荒な一作だ。
監督・脚本は、『RAW〜少女のめざめ〜』（2016年）で鮮烈なデビューを飾ったジュリア・デュクルノー。長編2作目の本作も、完全オリジナルストーリーとなる。『TITANE／チタン』について、エドガー・ライト監督は「完全に独創的。脳がブッ飛んだ」と語り、ポール・トーマス・アンダーソン監督も「警告する、心して見よ。身を任せて観た先に素晴らしい映画体験が待っていた」とコメント。既に世界的に注目を集めている。
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映画『TITANE／チタン』
日時：2022年3月15日（火）18:30開場／19:00開映／20:48終映
場所：GAGA試写室
東京都港区南青山2-22-18 TYビル 1F
※R-15+作品です。
※本作内の一部に暴力的な描写がございます。
監督:ジュリア・デュクルノー
出演:ヴァンサン・ランドン、アガト・ルセル
STORY
頭蓋骨に埋め込まれた<チタンプレート>が引き起こす【突然変異】。
幼い頃、交通事故により頭蓋骨にチタンプレートが埋め込まれたアレクシア。彼女はそれ以来<車>に対し異常な執着心を抱き、危険な衝動に駆られるようになる。遂に自らの犯した罪により行き場を失った彼女はある日、消防士のヴァンサンと出会う。10年前に息子が行方不明となり、今は孤独に生きる彼に引き取られ、ふたりは奇妙な共同生活を始める。だが、彼女は自らの体にある重大な秘密を抱えていた──。4月1日（金）より、東京の「新宿バルト9」ほかにて全国公開予定。ギャガ配給。© KAZAK PRODUCTIONS – FRAKAS PRODUCTIONS – ARTE FRANCE CINEMA – VOO 2020
