
映画『君の名前で僕を呼んで』が世界的にヒットし、多くのファンを獲得した映画監督のルカ・グァダニーノ。近年は、ゼンデイヤを主演に迎えた異色のスポーツ&ロマンス映画『チャレンジャーズ』も話題に。意欲的に作品を制作するグァダニーノ監督が、最新作『クィア/QUEER』で映し出したのは、1950年代のメキシコシティを舞台とした男性の愛の物語だ。

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本作は、20世紀アメリカを代表する作家、ウィリアム・S・バロウズによる自伝的小説が原作になっている。退屈な日々を酒や薬でごまかしていたアメリカ人駐在員のウィリアム・リーは、若く美しくミステリアスな青年ユージーン・アラートンと出会う。リーの乾いた心が、年の離れたユージーンを渇望し、ひと目で恋に落ちる。ユージーンもそれに気まぐれに応えるが、求めれば求めるほど、リーの孤独は募っていく。リーは一緒に人生を変える奇跡の体験をしようと、ユージーンを幻想的な南米への旅へと誘い出すが……。


主人公のリーを演じるのは、「007」シリーズでジェームズ・ボンドを演じてきたダニエル・クレイグ。雄々しさの象徴のようであるボンド役から一転、今作では、若い青年への愛に自分自身を保てないほど翻弄されていく痛々しいピュアネスを演じる。
ユージーンを演じるのは、新鋭のドリュー・スターキー。クールで感情を表に出さない現代的な若者像を演じながら、自身のアイデンティティへの戸惑いや葛藤を繊細に表現した。

さらに注目したいのは、本作の衣装。ロエベ(LOEWE)、ジェイダブルアンダーソン(J.W.Anderson)を手がけ、先ごろディオールのメンズディレクターになることが発表されたばかりのジョナサン・アンダーソンが衣装を担当している。『チャレンジャーズ』でもグァダニーノ監督と素晴らしいケミストリーを見せていたジョナサン・アンダーソンによる、’50年代アメリカのメンズファッションと、本作が長編デビューとなるプロダクションデザイナーのステファノ・バイシによるミッドセンチュリーな室内装飾も大きな見どころだ。

映画ファンだけでなく、ファッションやデザイン好きも注目したい本作の「装苑ONLINE」ユーザー独占試写会を開催。45名様をご招待します。
応募は、装苑ONLINEの公式Xをフォロー後、アップされるこの映画のトピックをリツイートして完了。締め切りは、2025年4月24日(木)18:00まで!当選者の方には、Xのダイレクトメールで直接連絡いたします。ご応募の際は、以下の注意事項も必ずご確認ください。

映画 『クィア/QUEER』装苑ONLINEユーザー独占試写会
日時:2025年4月30日(水)18:30開場、19:00上映開始(上映時間137分)
会場:ギャガ試写室
東京都港区南青山2-22-18 TYビル 1F
人数:45名様
【注意事項】
※当選権利の譲渡、オークションでの転売等は固くお断りいたします。
また、やむを得ぬ事情により、主催者側の判断で中止となる場合がございます。予めご了承ください。
『クィア/QUEER』
監督:ルカ・グァダニーノ
出演:ダニエル・クレイグ、ドリュー・スターキー
2025年5月9日(金)より、東京の「新宿ピカデリー」ほかにて全国公開。
配給:ギャガ
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