好評発売中『装苑』9月号内の企画「SO-EN BEAUTY」より
資生堂 百合佐和子さん×モデル 雑賀サクラさんにご登場いただき、
秋から思い描くイメージとメロウカラーを組み合わせたメイクをご紹介します!
【秋桜ピンク】
トップ¥50,500 アンス ドッツローヴナー/カチューシャ¥4,180 イチミ
①SHISEIDO
ポップパウダージェル アイシャドウ 18 ¥3,080
②エテュセ
アイエディション(ブロウマスカラ)02 ¥1,320
③SHISEIDO
クリスタル ジェルグロス ¥3,850
④エテュセ
アイエディション(ジェルライナー)09 ¥1,320
⑤エテュセ アイエディション(マスカラ)
エアリーマットタイプ 01 ¥1,320
⑨SHISEIDO
モダンマット パウダー リップスティック 524 ¥3,960
⑥NARS ブラッシュ 4084 ¥4,070
⑦NARS シングル アイシャドー
(ピュアポップス)5357 ¥2,750
⑧NARS シングル アイシャドー
(ピュアポップス)5365 ¥2,750
秋桜の花びらのように優しいピンクチーク
「秋から思い描くイメージとメロウカラーを組み合わせたメイクの提案です!まずは、秋の桜=コスモスが頬に咲いたような、ロマンティックなメイク。肌はベースで整えて、ピンクのジェルアイシャドー①で眉に軽く色づけ、眉マスカラ②で毛流れを整えます。アイホールの中央にクリスタルジェル③をのせて艶を出し、はかなく憂いのある表情に見えるようにアイライン④を目の下だけに入れます。ラベンダーブラックのマスカラ⑤は上下のまつげに軽くつけて。メインのチークはピンク系のカラー⑥、⑦を指にとり、頬に逆三角形をイメージしてポンポンとのせていくと花びらのように見えてかわいい(名付けてお花チーク)。そこにイエロー系⑧を足すと立体的に。リップ⑨は中央にのせて両サイドをなじませると切ないムードを醸し出します」
【マスカットグリーン】
ジャケット¥85,800(参考価格)、パンツ¥79,200(参考価格)MSGM(アオイ)/ピアス¥39,600(片耳)SHUN OKUBO
①マキアージュ ドラマティックスキン センサーベース EX UV+(ナチュラルタイプ)¥2,860
②NARS シングル アイシャドー
(ピュアポップス)5367 ¥2,750
③SHISEIDO マスカラ ベース インク ¥3,300
④ドルチェ&ガッバーナ ビューティ ザ・オンリーワン ルミナスカラー リップスティック 670 ¥4,840
マスカットグリーンでみずみずしいまなざし
「次はフレッシュなシャインマスカットのようなグリーンのアイカラーを主役にしたメイク。ポイントのカラーとのコントラストを出すため、ファンデーションは塗らずにベース①だけで軽く、ナチュラルな肌を作って抜け感を出す。眉は自然にそのままの形や毛流れを生かして、グリーンのパウダーカラー②を指でアイホールに沿って太い一本線を入れるように描く。この時、目のきわはあけるのがポイント。次にマスカラベース③を上下のまつげに軽くつける。チークは入れずに、リップ④は軽く全体につける。目もとのグリーンに合わせるリップは、黄味系の深い色、ブラウンローズやブラウンオレンジが相性抜群!ポイントカラーを立たせるために、強調したい目もとと口もと以外は軽くするとバランスがよくなるので試してみて!」
【紅葉グラデーション】
レザースリーブ¥275,000 ヘンネ(ヘンネ カスタマーサポート)/メッシュトップ¥23,100 バルムング(エスティーム プレス)/イヤーカフ¥53,900 SHUN OKUBO
①SHISEIDO
ポップパウダージェル アイシャドウ 06 ¥3,080
②SHISEIDO
ポップパウダージェル アイシャドウ 05 ¥3,080
③SHISEIDO マスカラベース インク¥3,300
⑤ローラ メルシエ ルージュ エッセンシャル シルキー クリーム リップスティック 05¥4,180
④マジョリカ マジョルカ シャドーカスタマイズ GR162 ¥550
④マジョリカ マジョルカ シャドーカスタマイズ BR583 ¥550
④マジョリカ マジョルカ シャドーカスタマイズ YE232 ¥550
色づく落ち葉をモチーフに顔にも遊び心とアート
「ひらひらと秋を彩る落ち葉をそばかすに見立てた、遊び心いっぱいのメイク。まずはオレンジのジェルアイシャドー①で眉に軽く色をつける。アイカラー②をアイホールとまぶた全体に広げ入れる。下まつげだけにマスカラ③を入れる。下に入れるだけで、きちんと見えて、おしゃれ感も目力もアップ!忙しい朝にもオススメです!メインの落ち葉チークは、紙などに好きな形をくりぬいて、上から指でアイカラーをランダムにのせるだけ!今回は3色のカラー④でいろんな葉の形に。☆や△などならよりポップでキュートな印象にもできる。とっても簡単なので、文化祭やハロウィンなどのイベントシーンにも活躍しそう!最後にリップ⑤をつけて指でぼかす。濃いめのリップは顔全体がしまり、リップの色だけで一気に秋のムードに」
「乙女な心がときめくか?を大切に、すべての女の子のために」──資生堂 百合佐和子
「常にロマンティックでありたいし、少女の心は忘れたくないと思っています。”かわいい”が絶対的な正解なのかは分かりませんが、私自身のがファンタジックなことが好きだから、メイク一つにも、ときめきを覚えるかどうかがすごく大事。ただそれは、いわゆる少女の純真なかわいいだけではなくて、それと裏腹な”毒気”に、ワクワクしているんじゃないかなとも思っています。なので、そういう女の子の毒気をスパイスとしてメイクに入れることはありますね。メイクをするたびに思うのは、これをしちゃいけない!って決めたらダメだなと。子どもって、これはしちゃダメと言われても、やりたいからする!みたいなところがありますよね。私もクリエイターとしてはそうありたい。自分の心が高揚するものに正直に。メイクは、一瞬だけど夢を見られるもので、ロマンを感じるものでもありますから。私は、女の人=ガールで、ガールの乙女心は若い人だけはなく、女性に根づいているものだとも思うんです。そういうガールの乙女心、きゅんとする気持ちに寄り添いたい。一方でやっぱり、自分自身がときめいて作ったものが、人にも喜んでもらえるものにもなると思います。そんな気持ちで挑んだ今日の撮影、モデルは17歳の雑賀サクラさん。ピュアでかわいらしい17歳の女の子が季節の移り変わりをメイクで感じて楽しくなるようなものにしたいなと思っていたので、サクラちゃんが『一番好きなのはピンクのメイク。チークが本物の秋桜に見えます!落ち葉、学園祭でやってみたいな』と楽しんでくれたので大成功かな」
資生堂 百合佐和子
Sawako Yuri●ヘアメイクアップアーティスト。資生堂ビューティークリエイションセンター所属。宣伝広告・雑誌にとどまらず、自らがディレクションする作品展「ユリカナ展」「ユリ♡フェチ」を開催。”KAWAII”から展開される独特な世界観は多くの女性たちを魅了し続けている。また、プロデュースを手がけた資生堂パーラーの期間限定パフェが8月2日(火)から登場。
Instagram:@sawako_yuri_official
モデル 雑賀サクラ
Sakura Saiga●2005年生まれ、東京都出身。幼少期から姉の雑賀カアネとともにモデル活動をスタート。姉妹で出演したピザーラのCMでかわいすぎる姉妹モデルとして話題に。’19年に中学生にして「ミスセブンティーン2019」に選出され、専属モデルとして活躍中。今後の更なる活躍に期待が高まる17歳。
Instagram:@sakura_saiga