ふちのリボンから1cm内側のところに、チェーンを通すための印を目打ちでつけ、プレス機を使って穴をあける。あいたところにハトメをつける。
打ち具を使ってカシメを2度打ち。
生地と生地がカシメでしっかりととまり、隙間ができていないかなど、商品の最終チェックとして、一つ一つを細かく確認する。
カメラマンやプロップスタイリストとともに作るメインビジュアルはブランドの世界観を見せるもの。一方でインスタグラムのストーリーズに掲載する画像や動画は、よりリアルにアイテムの細部まで伝わるように、デザインと機能性の両方から見せたい部分を意識して榎本さんが自ら撮影。ポップアップストアでは一点物のアイテムを展開することが多いので、ラインナップを紹介するという目的も。
榎本紀子さんコメント
「絵になる衣服、小物」というコンセプトと、気持ちのいい曲線というノリ エノモトとしての軸の部分は変えずに、今後はさらに機能性を兼ね備えた、日常に寄り添うバッグを作れたらと思っています。今は現状を維持しながら、チームのみんなとブランドを続けていきたいという気持ちが一番ですが、アイテムだけでなく、例えばポップアップストアの見せ方などもさらに工夫して、お客さまに美術館に行くような感覚でお店に来ることを楽しんでもらえるように構想中です。
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