バンドTシャツやテーブルクロスなど誰でも持っているアイテムを活用した簡単リメイク術をご紹介!教えてくれたのは、リアルクローズをもとに、クラシカルからカジュアルまで幅広い独自の視点で、リアリティかつオリジナリティ溢れるコレクションを展開するブランド「DISCOVERED(ディスカバード)」のデザイナー、木村多津也さんと吉田早苗さん。夏休み期間中にぜひ挑戦してみて!
1.ヴィンテージテーブルクロスで作るキャミソール
材料
・ヴィンテージテーブルクロス1枚(91×31cm)
・ヴィンテージリボン
ストラップ用45cm×2本、前リボン用40cm×2本
HOW TO
1 ストラップのリボンをカットする。
2 テーブルクロスはバストサイズに合わせる。
3 好きな場所にストラップのリボンを縫いとめる(手縫いでも可)。リボンの端は内側に折って縫う。
前:リボンの位置を決めてピンでとめる。写真は前中心から9cmの位置。
後ろ:後ろ中心でリボンを交差させる。
リボンの縫いつけはミシンでも手縫いでも。
4 前端に好きなリボンを縫いつけてでき上がり。
キャミソールのでき上がり!!
2.バンドTシャツで作るキルトベスト
材料
・ユーズドTシャツ 2〜3枚
*大きめのTシャツが好ましい。
・キルト芯 厚地 1枚
・裏地(コットン)
・パイピング 0.9cm上がり両折れ 2.5m巻き×2巻き
・サイドリボン 2cm幅 45cm×6本
pattern
\画像を保存して使用してね!/
HOW TO
1 Tシャツの脇と袖、肩の端をカットし、1枚にする。それぞれカットしたら好きな部分をつなぎ合わせパッチワークにする(ミシン中縫い)。
2 パターンに合わせてキルト芯と裏地、1のパッチワークした布を重ねて裁断。
*注 パターンより1〜2cm大きめに切る。(キルトを作る際、少し縮むため)
3 1.5〜2cm幅のキルティングステッチを入れる。
4 再度パターンを合わせて裁断。
キルティングステッチを入れ、パターンに合わせて裁断したところ。
5 肩線の縫い代にパイピング始末をして中縫い1cmで割る。
肩線を縫い合わせる。
6 2cm幅のリボンを脇、前端に仮どめする。
7 回りをパイピングする。
外回りをパイピング(写真)してから、内回りをパイピングする。
8 2cm幅のリボンの先を三つ折りにしてステッチをして、でき上がり。
ベストのでき上がり!!
Tatsuya Kimura & Sanae Yoshida
共に1977年生まれ、大阪府出身。上田安子服飾専門学校卒業後、2001年からミュージシャン、DJ、役者などのアーティストにオーダーメイドの洋服制作を開始し、メンズブランド、ディスカバードをスタート。リアルクローズをもとに、モードからストリートまで幅広い独自の視点で、リアリティかつオリジナリティあふれるコレクションを展開している。
WEB:https://discovered.jp/
Instagram:@discovered_official
photographs : Josui(B.P.B.)
『装苑』2022年5月号掲載