写真家の川島小鳥と俳優の臼田あさ美による『ソウルメイト』が大阪で展覧会を開催。オリジナルグッズの撮影を、川島小鳥、工藤司、石田真澄、トヤマタクロウが担当

2024年10月に作品集が刊行され、東京・両国のGallery MoMoで展覧会が開催された、写真家の川島小鳥さんと、俳優の臼田あさ美さんによる『ソウルメイト』（装丁：米山菜津子、YYY PRESS刊）。長く親交のある二人が、2023年12月から三度にわたり韓国・ソウルで撮影してきた写真による展覧会が、12月7日（土）より、大阪の「LE PRIEURÉ（ルプリュー）」でも開催される。

本作品の発表を記念して、kudos（クードス）、soduk（スドーク）デザイナーの工藤司さんがオリジナルグッズを制作。今年10月に写真家としても活動する工藤さんと、さらに写真家の石田真澄さん、そして川島小鳥さんが韓国でこのオリジナルグッズの撮影を行った。また、写真家のトヤマタクロウさんも参加し、東京で撮影。

川島さん、工藤さん、石田さん、トヤマさんによる作品群には『ソウルメイト』と響き合いつつ、『ソウルメイト』の世界とはまた違う、新しくゆるやかな絆が映し出されている。『ソウルメイト』から派生したこの4名の写真家による作品を収めた非売品のZINE『クローバー』も制作され、大阪の展覧会会場で見ることができる。

川島小鳥さん撮影

s(e)oul’s happening sweater　ソウルでのできごとクルーネックスウェット
裏起毛仕様の生地を採用したクルーネックスウェット。川島小鳥さんと臼田あさ美さんが韓国を訪れるたびに起きたさまざまな出来事を想起させるキーワードやモチーフが描かれている。
© 2024 kudos graphic design by Gen Katsurasawa

birdy and bunny hoodie 　小鳥とうさぎのフーディー
裏起毛仕様のヘビーウエイト生地を使用したフーディー。川島小鳥さんと臼田あさ美さんをイメージしたことりとうさぎのキャラクターや、韓国語で「ソウルメイト」を意味するグラフィックを発泡プリントで描いた。ブラックのボディ×ホワイトのプリント、グレーのボディ×ライトグレーのプリントの2色展開。
© 2024 kudos graphic design by Gen Katsurasawa

工藤司さん撮影

「ソウルメイト」バンダナ
「私たちは韓国・ソウルでこのバンダナを作ろうと試みました。ソウルで選んだ生地をソウルで縫製し、日本でデザインしたものを日本でプリントしました。バンダナの端に手書きで書かれた “we spent time together. but still we don’t know yet we could go beyond.”『私たちは一緒に時間を過ごした。でも、その先に行けるかどうかはまだわからない』、その言葉は工藤から2人に宛てた手紙のようなものでもあり、これからのことはわからないけど、希望をもっていたいという決意なのかもしれません」
© 2024 kudos graphic design by Gen Katsurasawa

s(e)oul’s shapes t-shirt　ソウルのかたちTシャツ
ヴィンテージのUSのTシャツの仕様を再現したボディを採用したTシャツ。グラフィックは写真集『ソウルメイト』に登場する様々なかたちをモチーフとして描き起こしたもので、どの写真からかたちを取っているかを探して楽しむことも。キッズサイズも展開。
© 2024 kudos graphic design by Gen Katsurasawa

石田真澄さん撮影

トヤマタクロウさん撮影

作品集『ソウルメイト』川島小鳥　臼田あさ美（寄稿：カネコアヤノ）¥3,300 YYY PRESS 刊