イラストレーター・作家RASUKUの
東京初個展「(im)perfection」が開催決定

2024.01.24

『装苑』2023年1月号でご登場いただいた人気イラストレーター・作家RASUKUの東京初個展「(im)perfection」が開催決定。「香りと記憶」をテーマに創作してきたRASUKUが、オランダの歴史家・ホイジンガの「人間は遊ぶ存在である」という主張に影響を受け、「遊び」の瞬間をキャンバスに納めることを新たな目標に掲げた本展。RASUKU自身がどのように変化し、この展示においてどのように遊ぶのか。現在変わりつつあるRASUKUの「遊び」を原宿のSOMSOC GALLERYで展開する。

RASUKUが描く「ヒト」は、表情が描かれず、刹那の香りやすぐに消えてしまいそうな瞬間の記憶をまとっていることが特徴。「ヒト」の人生の瞬間、瞬間を、RASUKU式シュールレアリズム(自分自身の無意識)で再構築し、保存していく。私たち人間は「不完全なもの」であるからこそ、完全な魅力を追求し、それを表現しうるのではないか。と、ヒトを「不完全なもの」=imperfectionな存在と位置付け創作を行っており、本展「(im)perfection」はそのような(不)完全な人間が織りなす魅力を表現している。

RASUKUは現在、デジタルという表現から、アナログによる表現へと手法が変化している。来場者は、彼の作品中の「(im)perfection」、(不)完全な存在である人間に寄り添うことで、その作品の魅力を感じることができるのではないだろうか。

「自分の作品を言い表すならば、『愛してほしい』ということです。我が子を見守るように不完全な被写体に寄り添い、一刹那の体験を通して成長していく姿を優しく愛でてくれると嬉しいです」と、RASUKU。


RASUKU初個展「(im)perfection」
期間:2024年2月3日(土)〜 2月18日(日)
場所: SOMSOC GALLERY
              東京都渋谷区神宮前3-22-11
時間:13:00〜19:00
オープニングレセプション:2月3日(土)17:00開始
WEB: https://somsoc.jp

RASUKU

画家、イラストレーター
1997年鹿児島県生まれ、岡山県在住。

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RASUKUさんのインタビューが読める『装苑』2023年1月号はこちら