2014年から2015年にかけて全国を巡回した「超絶技巧!明治工芸の粋」展、2017年から2019年に全国巡回した「脅威の超絶技巧!明治工芸から現代アートへ」展を開催し、多くの観衆を魅了した「超絶技巧」シリーズの第3弾「超絶技巧 、未来へ!明治工芸とそのDNA」が9月12日(火)より開催される。
金属、木、陶磁、漆、ガラスなどさまざまな素材を用い、孤独な環境の中、自らに信じられないほど負荷をかけ、アスリートのような鍛錬を実施している現代作家17名の作品、64点を紹介する本展。
一本造にこだわり一本の角材を切り、削り、成形して着色する前原冬樹さんの作品『一刻』スルメに茶碗をはじめとした、単に技巧を駆使するだけでなく、「超絶技巧プラスα」の美意識と並外れたインテリジェンスに裏打ちされた作品をセレクト。超絶技巧のルーツでもある七宝、金工、漆工、木彫、陶磁、刺繍絵画などの明治工芸57点もあわせて展覧。
明治工芸のDNAを受け継ぎながら、それらを凌駕するような、誰にも真似できないことに挑戦し続ける作家たちの渾身の作品を見に訪れてみて。9月28日(木)発売の『装苑』11月号内でも詳しく紹介予定!
展覧会の開催を記念して、招待券を5組10名様にプレゼント!応募方法は、装苑ONLINEの公式X(旧Twitter)をフォロー後、アップされるこの展覧会のトピックをリポストして完了。締め切りは、2023年9月25日(月)12時まで!当選者の方には、X(旧Twitter)のダイレクトメールで直接ご連絡いたします。
超絶技巧 、未来へ! 明治工芸とそのDNA
期間:2023年9月12日(火)〜11月26日(日)
場所:「三井記念美術館」東京都中央区日本橋室町2-1-1三井本館7階
時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜(ただし10月9日は開館、10月10日休み)
観覧料 :一般¥1,500、大・高生 ¥1,000
WEB:https://www.mitsui-museum.jp/exhibition/next.html
*富山県水墨美術館(12月8日〜2024年2月4日)、山口県立美術館(2024年9月12日〜11月10日)巡回予定。