『松島聡 コ。展』
Sexy Zone 松島聡、内にある情景、思い、伝えたいことを形に。

2023.09.27

Sexy Zone 松島聡さんの初めての個展であり、新しい挑戦でもある『松島聡 コ。展』が、遂に9月27日(水)初日を迎えた。表参道ヒルズ スペース オーを舞台に10月15日(日)まで15日間に渡って開催される。アイドルでも俳優でもなく、一人の人間・松島聡の内側から滲む思い、表現者・松島聡の手から生まれた作品群。そこに在る作品世界と対峙することで、心の奥底に何かが響き、感情が揺さぶられ、この『コ。展』自体が、自分自身と向き合うことの大切さときっかけを与えてくれるような空間であり時間になっている。

入口の壁面に配されているのは、『コ。展』に込めた松島さんのメッセージ。その言葉に導かれるように中に入ると正面に鎮座しているのが作品『光と影』。この個展開催のために、松島さんが最初に手がけたというこの作品は、対にあるマネキンが、それぞれに“黒と白”の花やレース、ビジューなどで彩られている。繊細で儚くも力強さを感じさせる作品世界がそこに在る。そこにあふれるような感情や思いが凝縮されているようで得も知れぬ衝撃を覚える。この『光と影』からはじまり、続く作品は、松島さんが自分自身を投影し、同時に見る人たちのご自身を重ねてみてほしいと願った“マネキン”をメイン素材として用いており、その数は会場全体で76体にものぼるそう。

全作品には、松島さんによる「言葉」が添えられている。丁寧に綴られているその一語一句は、時に詩的で、時にやさしく、時にユーモアを内包し、時に率直で……前を向いていて、そのすべてはとても正直だ。言葉と共に在る作品、さらに作品ごとに創られている空間(世界)は、松島さん(であり、あなた)の心の情景であり、その素材の一つ一つが感情や思いなのかもしれない。松島さんの、そして誰もの内側にある、弱さも強さも悲しみも喜びもやさしさも切なさも、そのすべてが、その人だけの、愛おしい宝物のようなものにも思えてくる。だが、そこに何を見出し、何を感じるのかは見る人に委ねられている。あなたは、『コ。展』に何を見つけて、何を感じるだろう?

『コ。展』の開催に際して、9月28日(木)発売の『装苑』11月号の特集<Sympathy 共感がつなぐもの> に、松島さんにご登場いただいています。誌面では、今回の『コ。展』の世界観を映し出す「黒と白。」をテーマに撮り下ろしたビジュアルクリエイションを敢行。さらにインタビューで尋ねたのは、『コ。展』の黒と白の世界から松島さんが伝えたいこと。ぜひ誌面でも、その思いの一片に触れてみてください。

作品『光と影』と松島聡

【開催に向けて】

 いよいよ個展がスタートしますが、初めての経験ということもあり、楽しさやワクワク感を抱きつつ、一方で、正直不安もあります。僕が作った作品をお客様がどういうふうに受け取ってくれるのか? 今はその想いの受け取り方がすごく気になっていますね。とても前向きなメッセージを込めた内容になっているので、ご覧になった方々に何かを感じていただけたら嬉しいです。

 今回創作した作品は、何度も修正を加えてブラッシュアップしてきたもの。自分でも想像以上のものができあがっていると思いますし、過去に手がけた作品に自信を持てなかったこともあったので、こうやって形になったものを見渡すと、自信をもって満足できるものが完成したと思います。

 今回、個展という機会がいただけたことが嬉しかったですし、この経験を通して学んだことはグループ活動や他のお仕事にも生かしていけるはず。スタッフの皆さんと話し合いを重ねて、一緒に手を動かした中で得たものもの大きいです。これからもアートに限らず、様々なもの作りに挑戦していきたいと思いました。たくさんの方々のお力添えあってのことなので、それも含めてあらためて感謝しつつ、今後につなげていきたいと思っています。

松島聡


『松島聡 コ。展』
期間:開催中~2023年10月15日(日)
   *10月4日(水)、10月10日(火)は開催無し
時間:11:30~20:00(時間指定入場制/最終入場19:00)
会場:表参道ヒルズ スペース オー
   東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ 本館B3F
チケット:¥2,200(税込)
公式Web:https://ko-exhibition.jp/
公式X:@KO_exhibition

オンライン配信版『コ。展』
全国各地でも開催してほしいという多くの声から、Johnny’s net オンラインにて配信版の『松島聡 コ。展』の開催が決定!松島さんが自ら作品解説をしながら会場内をナビゲート。さらに創作や施工などの裏側にも迫ったドキュメント映像も含めた構成となる。
■配信サイト:https://online.johnnys-net.jp/
■配信日時:2023年11月上旬予定
(詳細は決定次第、公式サイトにてお知らせされるので要チェック!)

So Matsushima
1997年11月27日生まれ、静岡県出身。2011年9月にSexy Zoneの結成が発表され、同年11月16日にシングル「Sexy Zone」でCDデビュー。グループのメンバーとして音楽活動を中心に活動する一方、ドラマ、舞台などで俳優としても活躍。近年の主な出演作に、舞台「赤シャツ」(2021年)、「こどもの一生」(2022年)、ドラマ「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」(2023年)、「記憶捜査~新宿東署事件ファイル~」(2023年)、「紅さすライフ」(2023年)などがある。
幼少期から絵を描くことに興味があり、「24時間テレビ」(2018年)にてチャリTシャツのバックプリントのデザインを担当。Sexy Zoneの公式キャラクター“セクベア”のデザインも手掛けている。

※『装苑』11月号は、9月28日(木)発売です。全国書店にてお求めください。
もし店頭にない場合は、書店店舗にて直接ご注文いただくか、下記オンライン書店などをご利用ください。

・Amazon
・楽天ブックス
・セブンネット
・文化出版局
・富士山(定期購読)

RELATED POST

今欲しいトレンドアイテムを 装苑オンラインがセレクト!   ー エンドレス試着室 ー
Sexy Zone卒業そして未来へ『Sexy Zone ONLINE LIVE』
【Snow Man、SixTONES、Hey! Say! JUMPなどの衣装レポート】一人ひとりを輝かせる衣装...
2024年ゴールデンウィークに訪れたい、最先端の注目ショップ&おでかけスポット情報...
KEITAMARUYAMAが30周年を記念したプロジェクト『丸山百景』を始動!
アイコニックな個性派ニット2024冬トレンド 「エンドレス試着室」#75
一点で主役級のファーアイテム2024冬トレンド 「エンドレス試着室」#78
PERMINUTEのドレス2024春夏トレンド 「エンドレス試着室」#91
偏愛映画館 VOL.52『関心領域』
偏愛映画館 VOL.54『マッドマックス:フュリオサ』
偏愛映画館 VOL.53『バティモン 5 望まれざる者』