5月20日(土)から28日(日)※会期延長、30日(火)まで、東京・原宿のビームス3Fで実験的な試みが行われている。神田恵介がデザイナーを務める服飾レーベル、ケイスケカンダ(keisuke kanda)が、なんとブランド初となるインテリア展を開催しているのだ。
そこにあるのは、これまでファッションで女の子たちを後押ししてきたケイスケカンダならではの「部屋が着る服」。
丸椅子はレースとリボンのスカートをまとい、テーブルはフリルのティアードドレスでおめかし。窓辺に目を向けると、そのカーテンはジャージやスリップドレスで……。まるでファッションのワンダーランドな「WEAR ROOM」の最初の招待客は、文化服装学院ファッション流通科スタイリストコースの80名の学生たち。彼女、彼らとともに体験した「WEAR ROOM」レポートです!
photographs : Norifumi Fukuda (B.P.B.)
ROOM1 オーロラの天蓋つきベッドのある部屋
最初の空間で印象的なのは、夢のような天蓋つきベッド。ベッドに入った人だけが見ることができる「ある刺繍」は、ぜひこの空間の中で体験して!ベッドカバーは北極の海のイメージ、枕は流氷で、クッションはしろくまの母娘。心躍るWEAR ROOMの旅の始まりを告げる空間。
神田恵介さんがプロデュースした文化生のためのオリジナルバッグ、通称「文化バッグ」も飾られていた。ここにもシロクマたちの刺繍。
ランプに注目!ランプシェードが子供服やパニエになっているほか、手刺繍で「家内安全」などお守りのような言葉が刺繍されている。これらのランプは一点物で購入可能。