–文化出版局パリ支局より、イベントや展覧会、ショップなど、パリで日々見つけたものを発信。

マリーン・セル(MARINE SERRE)が2021-’22年秋冬コレクション「CORE(中心、中核などの意)」を発表しました。

デビューから3年、過去の制作を振り返ることから生まれたというコレクションは、これまでの創造表現に則って12のチャプターで構成されています。ブランドの特徴を示すそれらは、フリース素材のベッドカバー、モアレ、シルクスカーフ、デニム、カーペット、家庭用リネンシーツ、テーラリングなど。

「エコフューチャリズムをストリートにもたらしたい」というマリーンは、ヴィンテージのシルクスカーフや古いシーツ、デッドストックの製品などをアップサイクルさせ、環境への配慮と再生による革新的なアプローチを進化させているデザイナーです。

marineserre_7mars2021_01.jpgmarineserre_7mars2021_02.jpgmarineserre_7mars2021_03.jpgmarineserre_7mars2021_04.jpg

今シーズンはドキュメンタリー映像と共に1500部限定のブックも制作され、クリエイションの様子や生産プロセスを切り取ったプライベートなビジュアルも公開されました。完成品を着用するのは、ブランドのミューズや仲間、マリーンの友人たちです。

marineserre_7mars2021_05.jpgmarineserre_7mars2021_06.jpgmarineserre_7mars2021_07.jpgmarineserre_7mars2021_08.jpg

パリ・ファッションウィークの公式サイトでは、マリーン自身がコレクションについて語るインタビュー動画(英語)も掲載。こちらも併せてどうぞ!

AW2021-2022 PARIS FASHION WEEK 公式サイト:
https://parisfashionweek.fhcm.paris


Text : B.P.B. Paris

装苑オンライン関連記事:
2021-’22秋冬パリコレクション、3月1日からデジタル開催
2021-’22秋冬パリコレクション、コシェは不死鳥のように