2024年に上海で開催されてから、世界各地を巡回してきたロエベ(LOEWE)初の大型展覧会、『ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界』が東京で開催される。
左 ロエベ2024秋冬ウィメンズランウェイコレクション 銀箔仕上げの手彫りウォルナット材襟付きコート(カシミヤ) ロエベ アーカイブ
右 ビヨンセが2023年のルネッサンス・ワールド・ツアーで着用したロエベのカスタムウェア レプリカ ロエベ アーカイブ
左 テイラー・ラッセルがニューヨークのメトロポリタン美術館で開催された2024年のメットガラ〈眠れる美への追憶──ファッションがふたたび目覚めるとき〉で着用したロエベのカスタムウェア レプリカ ロエベ アーカイブ
右 ロエベ 2024秋冬ウィメンズ ランウェイコレクション メロン クラッチバッグ(ビーズ&レジン)ロエベ アーカイブ
本展では、1846年にレザー職人が集う工房としてマドリードで創業してから、今日に至るまでのロエベの進化が、アイコニックなデザインやコラボレーションアイテムの数々を通して紹介される。
会場は、革新的な建築の数々を手がける建築設計事務所である「OMA」とのコラボレーションによってデザインされた。
スペインの風景やパリのランウェイの最前列を体験したり、京都の陶芸ユニットのスナ・フジタやスタジオジブリなど、近年のロエベのコレクションにインスピレーションを与えた世界観に没入することができる。
さらに、東京での開催を祝して、日本国内外で行ってきたコラボーレションや文化プロジェクトを紹介する作品が特別に展示される。LOEWE FOUNDATION(ロエベ財団)が支援してきた、京都で400年以上にわたり茶の湯釜を造り続けてきた大西家のドキュメンタリー映像のほか、Craft Prizeのファイナリストである四代田辺竹雲斎と渡部萌、2019年の大賞受賞者である石塚源太、そしてミラノサローネ国際家具見本市の展示でコラボレーションをおこなったARKO、松本破風、米澤二郎などの作品を鑑賞することができる。
アイテムの展示やインスタレーションなど、ロエベのクラフトを様々な角度から楽しむことができる特別なこの機会に、ぜひ足を運んでみては。
『ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界』
会期:2025年3月29日(土)〜5月11日(日)
場所: 東京都渋谷区神宮前6-35-6
時間:9:00〜20:00(入場は19:00まで)
入場料:無料(完全予約制)
問い合わせ先:「ロエベ ジャパン クライアントサービス」TEL 03-6215-6116
LOEWE
WEB:https://www.loewe.com/jap/ja/home
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