
1993年から中国で開催されている国際的なファッションコンテスト「ヘンペルアワード」は、伝統と現代性の融合、未来への可能性、環境との調和などを踏まえて、若いデザイナー、クリエイターの育成を目指すもの。第33回を迎えた今年のテーマは、“人と場所に生まれる感情的なつながり”の意を持つ「TOPOPHILIA·NEIGHBOR」。去る10月26日、27日に中国・杭州で、約40の国と地域から集まった応募作品から選ばれた32名のファイナリストによる最終審査とファッションショーが開催された。
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演出されたファイナリストは、中国はもちろんインドネシア、イギリス、アメリカ、ノルウェー、スペイン、インド、オーストラリア、イタリア、日本、ロシアからとグローバルに富んでいる。それぞれの価値観や美意識、アイデンティティーを色濃く反映させ、フレッシュなアイデアや独自のテクニックなどを駆使した、情熱とエネルギーあふれる作品が次々と登場した。
そして「第33回ヘンペルアワード」でグランプリに相当する金賞に見事輝いたのは、文化服装学院の西脇駆さん。西脇さんはデザイン賞とのダブル受賞という快挙!
そのほかの受賞作品もあわせて、ここで紹介したい。
special thanks: China Fashion Association
金賞/デザイン賞
西脇駆(日本)
Kakeru Nishiwaki(JPN)



銀賞
ツイ・シン(中国)
Cui Xin(China)



銀賞
ユー・シーポン(中国)
Yu Shipeng(China)




銅賞
グォ・ウー(中国)
Guo Wu(China)




銅賞
フォルティーニ・ジュリア(イタリア)
Fortini Giulia(Italy)




ヘンペル賞
フー・ユィイン(中国)
He Yuying(China)




メディア賞
ツイ・シュエン(中国)
Cui Xuan(China)




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