20世紀で最も影響力のある女性デザイナーといわれるガブリエル・シャネル(1883~1971)の仕事にフォーカスした回顧展「ガブリエル・シャネル展 Manifeste de Mode」が、三菱一号館美術館にて開催中。
ガブリエル・シャネル ドレス 1966 年春夏 絹モスリン、グログラン パリ、パトリモアンヌ・シャネル
©Julien T. Hamon
本展では、ガブリエル・シャネルのスタイルの誕生と進化、作品の特徴、コードの出現、ファッションの歴史への貢献を紹介。戦後に流行したシャネルのスーツやリトル・ブラック・ドレスといった代表作に加え、コスチュームジュエリーやシャネルN°5の香水なども展示されている。さらに、当時の記録映像も公開するなど鑑賞者をシャネルのクリエイションの魅力へと誘う工夫も。
ガブリエル・シャネル テーラードのジャケット、スカート、ブラウスとベルト 1965 年春夏 ウールツイードと絹シェニール、手彩色のガラリット、絹ガーゼ パリ、ガリエラ宮
©Julien T. Hamon
ガブリエル・シャネル 香水「シャネル N°5」 1921 年 ガラス、木綿糸、封蝋、紙 パリ、パトリモアンヌ・シャネル©Julien T. Hamon
ガブリエル・シャネル テーラードのジャケットとスカート 1971 年春夏 絹クレープ、ガラリット、メタル パリ、ガリエラ宮 マントゥ夫人より寄贈
©Julien T. Hamon
ガブリエル・シャネル 「2.55」バッグ 1955-1971 年 羊革のキルティング、メタル、回転式の留め具 パリ、パトリモアンヌ・シャネル©Julien T. Hamon
日本での大規模回顧展の開催は32年ぶり。パトリモアンヌ シャネル、ガリエラ宮、フランスと日本の美術館のコレクションから集められた作品群が一堂に会する特別な機会を見逃さないで!
ガブリエル・シャネル展 Manifeste de Mode
期間:開催中~2022年9月25日(日)
場所:三菱一号館美術館
東京都千代田区丸の内2-6-2
時間:10:00~18:00(ただし、祝日を除く金曜と会期最終週平日、第2水曜日は21:00まで)
休館日:月曜日
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
入館料:一般 ¥2,300、高校・大学生 ¥1,200、小・中学生 無料
美術館サイト:https://mimt.jp/
展覧会サイト:https://mimt.jp/gc2022/