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「京都がパリに招かれた」
フォーションホテルパリで、日仏二人のシェフが食の共演!

2024.03.29

日本で桜が美しく咲き誇る春、5星ホテルのフォーションホテルパリでも、お花見気分を楽しみましょう!と、ホテル内の「ル グラン カフェ フォーション」が、4月限定特別メニューを提案。

招かれたのはフォーションホテル京都の林 啓一郎シェフ。パリのバティスト・リムザン シェフとタッグを組み考案したメニュー名は「OMAKASE」(72ユーロ=約1万2千円)。

写真左:最後の仕上げをする二人のシェフ。上右:前菜の焼きサバのフィレにビートソースとチェリービネガー、海ぶどう添え。右下:昆布と貝のジュレと紫蘇風味のパースニップのピュレ。

写真左:メインは肉か魚をチョイス。ローストした仔牛に白味噌で味付けしたモルネーソースを添えて。右:
銀ダラの醤油焼き、柚子バターソース。

仔牛は林シェフが担当した料理。通常モルネーソースはベシャメルソースにチーズを加えて作るフランスのクラシックなソースですが、今回はチーズではなく日本の発酵食品の味噌を加えたそうです。試みたのはフランス料理を日本料理に寄せるのではなく、日本の味を無理なくプラスすることだとか。

フォーション定番の唇の形をしたデザート「ビズビズ(キスキス)」。このコースでは抹茶フレーバーです。

フランスの新鮮な食材を使い、前菜からデザートまでの4つの皿には、京料理の雅さと華やかさが加わり、最後のデザートまで五感を楽しませてくれます。

高級ホテルでも肩肘張らないカジュアルな雰囲気で食事が楽しめる店内。

各お皿に合わせたフレーバーティーとのフードペアリング(12ユーロ=約2千円)もあり、お酒が苦手な方でもお花見気分で満たされる、まだ春浅いパリでのおすすめのお食事です。

FAUCHON L’HÔTEL PARIS ”LE GRAND CAFÉ FAUCHON”  
Address : 11 Place de la Madeleine, 75008 Paris
Tel : +33 (0)1 87 86 28 15
All Photos : (c)SadiksansVoltaire

予約はオフィシャルサイトで!

Text:B.P.B. Paris