【1950年代頃のスカジャン】
刺繍部分に赤や黄色など鮮やかな色が入っていることで、どんなコーディネートにも程よくなじんでくれるのも魅力。
むき出しになった中綿さえも
デザインの一部のようでセクシー
なかなかピンとくるスカジャンに出会えずにいた時、ファッション好きの友達から譲り受けた一着です。’50年代頃のものだと思うんですけど、この時代にしては珍しく腕の部分が太めなところがかっこよく、生地が破けて中の綿がむき出しになっているのもすごくセクシーだと感じて、気に入りました。ベースの色は青だったと思うんですけど、日焼けなどで青なのか緑なのか分からない色味に変化しているところも好きです。袖のシルバーっぽい部分も芝生でスライディングしたんじゃないかっていうくらい一部、緑になっていたりもして(笑)、それもかっこいいんですよね。時間とともに劣化して出る古着ならではの味や、落ち感、それが体になじむ感じがすごく好きなんです。
photographs : Jun Tsuchiya (B.P.B.)
Hiroki Tsuzuki
後藤拓実、石橋遼大とのお笑いトリオ、四千頭身のメンバー。2016年に「新しい波24」(フジテレビ系)でテレビ初出演を果たし、注目を集める。「有吉の壁」(日本テレビ系)、「四千ミルク」(FM FUJI)にレギュラー出演中。
Instagram:@tzk4000
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