【2024年春夏パリコレ】トモ コイズミは、アブストラクトな絵画が華麗なドレスに変化

2023.09.28

9月25日から9日間の日程で2024年春夏パリ・ファッションウィークが開催され、100以上のブランドが公式スケジュールで新作を発表。今シーズンの必見ブランドやトピックスをご紹介します。

第5回FASHION PRIZE OF TOKYO受賞ブランド、トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)が同プライズの支援を受け、パリ・ファッションウィーク期間中に新作を発表。パリでのプレゼンテーションは先シーズンに続き2回目です。

今回のテーマは「Dress as a painting, Painting as a dress(絵としてのドレス、ドレスとしての絵)」。
展示されるドレスはすべて、デザイナーの小泉智貴さんがハンドペイントしたフリル状の四角い生地から作られています。

会場となったのはモード学校 ESMOD Paris

小泉さんは「どちらでもあるし、どちらでもないというのが、自分の中にアイデアとしてあって、境界線が曖昧なのが好きなんです」とコメント。

「僕はファッション業界にいるけど、メトロポリタン美術館などにも作品を収蔵していただいて、服はアートとして捉えてもらえるようなものかなとも思う。そんなカテゴライズされないものに魅力を感じるので、今回はこのようなことに挑戦しました」。

12月9日からは東京で、初のアートの個展も開催予定とのこと。そちらも是非チェックを!

デザイナーの小泉 智貴さん。

Text: B.P.B. Paris