
デザイナーのプロフィールはこちらから
リバー・ガラム・ジャンさんと小浜伸彦さんが手がけるRIV NOBUHIKO(リブ ノブヒコ)は、今シーズン初めてランウェイショーでコレクションを発表。
デビューショーに向け、デザイナーは何よりもまず大切な家族の話しをしたいと強く思ったという。
テーマはリバーさんの母、“LEE”。子どもの頃、強く自立した女性だと思っていた母親像。デザイナー自身が同じ年齢となった今、母は実はもっと繊細で背伸びをした大人だったように感じるという。まさに現代の女性にも当てはまるような、強さと繊細さの二面性を表現したコレクションとなった。
ADのあとに記事が続きます
ADのあとに記事が続きます


ファーストルックは、ブランドのシグネチャーでもある、くるみボタンのブラトップに黒のジャケットとスカート。クラシックなオフィスウェアに、チュールやビーズのディテールを加え、繊細な雰囲気をプラスし、“ツイスト・クラシック”を表現した。一つ一つ手仕事で作られるクチュールならではのディテールが、ウェアラブルなアイテムを引き立て、コンテンポラリーな魅力を生み出している。


また、自立した女性にお花を捧げたいと、随所に展開されたフラワーモチーフの表現も際立った。カットアウトされたニットやワンピースに大胆にあしらわれた大きな花のモチーフ。フラワープリントやナイロン素材をレザーカットし、一面に装飾したワンピースなど。リブ ノブヒコのインハウス職人たちによる丁寧な手仕事の技が光る。




ラストを飾ったのは、バッグのハンドルをドッキングし、ヘムラインにボーンを入れたドレス。大人の女性をイメ―ジさせるバッグを持つ姿と、繊細な少女性を表すドレスを組合せた、今シーズンの象徴的なルックとなった。



















RIV NOBUHIKO
WEB:rivnobuhikostore.com
Instagram:@riv_nobuhiko
Courtesy of RIV NOBUHIKO
Text : SO-EN