レッドとフューシャの衝撃
ひときわ目を引いたのはレッドとフューシャ。スターカラーのレッドは、プルミエール・ヴィジョンのトレンド分析でもフォーカスされたオレンジレッドから真紅までと、ニュアンスに幅がありますが、いずれもビビッドで陽気。メインカラーにもアクセントカラーにも使われ、コレクションを華やかに彩りました。
Sacai, Courrèges
Lemaire, Acne Studios
Kenzo, Rokh
Andreas Kronthaler for Vivienne Westwood, Givenchy
Kenzo, Miu Miu
同様に暖色系のフューシャピンクも、多くのランウェーで見られた色。ヴァレンティノはパントン・カラー・インスティテュート(カラートレンドの予測を行う色のスペシャリスト)とのコラボによるピンクのワントーンルックで話題に。
Valentino, Loewe
Andreas Kronthaler for Vivienne Westwood, Ami Paris
Chanel / ©Chanel, Valentino
エレガントなポインテッドトゥと個性派のスクエアトゥ
ポストコロナの期待にわき、ドレスアップの装いが増えた先シーズン、ポインテッドトゥのエレガントなシューズがじわじわと復活。その流れを汲んだ今回の秋冬は、パンプス、ロングブーツ、プラットフォームと、あらゆるタイプのシューズが尖ったシェイプで提案されました。
Chanel / ©Chanel
Ami Paris
Valentino
また、スクエアトゥもチェックしておきたいトレンドのひとつ。つま先が四角くカットされたローファーやスポーティなパンプスなど、オリジナルなデザインが魅力です。
Dior / @Sophie Tajan (left)
Louis Vuitton
Text : B.P.B. Paris