浅草すしや通りのアーケード街を開放してランウェイを行った「Maison MIHARA YASUHIRO」。浅草芸者さんやメイドカフェのスタッフにより、観客に軽食がふるまわれ、下町の和やかな雰囲気に包まれながらショーがスタートした。
パッテッドジャケットやビッグジャケットなどでボリュームを出したメンズ。逆にレディースはスリムなロングラインをニットなどで表現していたのが印象的。裾が切りっぱなしだったり、コートやジャケットからライナーが見えていたり、デニムがほつれていたり。未完成のようにも見えるし、完成されたものを解体したようにも見える。完全ではないアイテムのデザインの楽しさ、それを着ることで表現されるそれぞれの個性が魅力になって見えてくるようだ。
ショー中盤にはすしや通りを横切る路地にパトカーが侵入。突然のハプニングと思いきや、車から降りてきたのは警察官に扮したデザイナーの三原康弘。もちろんその後はランウェイの交通整理に撤していた。
MIHARA YASUHIRO
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