2月26日から9日間の日程で2024-’25年秋冬パリ・ファッションウィークが開催され、100以上のブランドが公式スケジュールで新作を発表。今シーズンの必見ブランドやトピックスをご紹介します。
パリコレ最終日、大トリを飾ったのはルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)の熱気に満ちたショーでした。この3月5日は、アーティスティックディレクターのニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquière)が手がけた最初のショーから、ちょうど10年にあたる日。
会場となったのは、ルーブル美術館の中庭クール・カレ。2014年のファーストコレクションが行われたのもこの場所でした。フューチャリスティックな舞台美術を担当したのは、アーティストのフィリップ・パレーノとプロダクション兼デザイナーのジェームズ・チンランド。招待客は4,000人規模とのこと。
発表されたのは、この10年の記憶からイマジネーションを膨らませたコレクション。絶え間なく革新的なクリエイションを見せるニコラの功績をたたえ、ラストはスタンディングオベーションで幕を閉じました。
昨年秋、ルイ・ヴィトンはニコラとの契約を更新。5年間、同職のポジションが揺るぎないものになりました。
Courtesy of Louis Vuitton
Text:B.P.B. Paris