1月16日から6日間の日程で、2024-’25年秋冬パリ・メンズファッションウィークが開催され、73ブランドが公式スケジュールで新作を発表。今シーズンの注目のショーや見逃せないトピックスをご紹介します。
ジュンヤ ワタナベ マン(Junya Watanabe MAN)のテーマは「Reconstructed Suiting(再構築されたスーティング)」。デザイナーの渡辺淳弥が焦点を当てたのはスーツです。
「いろいろな世代の男性にこれらのスーツを着てもらいたい」とのことで、ショーでは幅広い年齢層のキャスティングを見せています。
コレクションのアイデアは、テーラードスーツの上下が合体したコートなど、スーツを解体・再構築し、まったく新しいアイテムに変換させるというもの。
トラッドなスーツにとどまらず、デニムジャケットやジーンズといったワークウェアの要素がプラスされ、ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)、リーバイス(LEVI’S)、カーハート(CARHARTT)とのコラボアイテムも登場しました。さらには、トレンチコートやチェスターコートを再構築したケープを展開。ベーシックからオリジナルを生み出す妙技にあふれています。
Text:B.P.B. Paris