3月2日から10日まで2026-’27年秋冬パリ・ファッションウィークが開催され、公式カレンダーの約100ブランドが新作を発表。必見コレクションやトピックスをご紹介します。

コム デ ギャルソン(COMME DES GARÇONS)のテーマは「Ultimately Black」。これは「最終的に行き着くところは黒」という意味。コレクションノートには「それは最も強く、クリエイションにおける重要な表現方法のひとつであり、反逆精神を体現する色。その強い黒を薄い素材を使って表現した」と、記されています。
先行して発表されたメンズの同シーズンでも核となったのは黒。ブランドの原点回帰ともいえる今回のコレクションは、既存の美の概念を揺さぶり、ファッション界に与える衝撃を更新するものでした。
ファーストルックは、幾重にも重ねたギャザーが身体を包み込むブラックドレス。アシンメトリックなフォルムも特徴的で、動きのあるバロック彫刻のようなシルエットを形成しています。

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コクーンシルエットが印象的なドレスは、細かな花柄のレースが使われました。肩から袖にかけて円を描く構造がボリュームを強調しています。

透け感のあるドレスのシリーズは、内部に白いパフ状のマテリアルを使用。多数の肩パッドを配したドレスはスカートが花びらのように広がり、クリノリンのようなサークルを描くものもあります。

中盤には、突如、鮮やかなピンクのドレスが登場。ドレープやギャザーを盛り込んだボリューミーなシルエットが続き、布を束ねて結んだり、ツイストしたりと、様々なテクニックを見せています。

最後は、フリンジが波打つドラマティックなブラックドレスで幕。
厚底のショートブーツは、カナダ発シューズブランド「ジョン・フルーボグ(JOHN FLUEVOG)」とのコラボレーション。カラスの羽根を思わせる漆黒のヘッドピースは日爪ノブキさんによるもので、力強いシルエットを際立たせています。

全ルックを一挙公開します!



























Courtesy of Comme des Garçons
Text:B.P.B. Paris