幾左田千佳さんが手がける「Chika Kisada(チカ キサダ)」がRakuten Fashion Week TOKYOで2024年秋冬コレクションを発表した。
ピアノの伴奏とともに可愛らしい子供のバレリーナが現れ、ショーがスタート。トウシューズを履いたりストレッチしたり、楽しそうに準備する姿を見た観客たちは、まるでバレエ教室を訪れたような気分に。レッスンの時間を知らせるチャイムが鳴り、彼女たちが去った後、音楽は重厚なバイオリンとチェロの演奏に。その音を合図に、チュールで顔を覆ったモデルたちが登場した。
今季は「砂漠の花」をテーマに、幾左田さんが幼少期を過ごしたバレエ教室での思い出をはじめとする記憶を具現化したコレクション。ブランドのシグネチャーであるチュールはMA-1やダウンジャケットにあしらわれ、ニットのボディスーツなどバレエの要素を日常着に落とし込んだアイテムが、多数登場した。また、ブラックやブラウン、ボルドーなどシックで落ち着いた色づかいやクラシカルな花柄をプリントしたドレスも象徴的だった。
ほぼ毎シーズン、デザインに取り入れているクリノリンは今季も様々なアイデアで展開された。ブラックのセットアップにショーツ型のクリノリンを合わせたユニークなスタイリングに加え、ジャージー素材のシンプルなワンピースの下に着用してボリュームを出すという、クリノリン本来の着こなしも見せた。
アメリカ発のカジュアルバッグブランド「EASTPAK(イーストパック)」と初コラボレーションしたチュールバッグは、人気が出そう!
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Chika Kisada
WEB:http://www.chikakisada.com/
Instagram:@chikakisada