1月17日から6日間の日程で2023-’24年秋冬パリ・メンズコレクションが開催され、78ブランドが公式スケジュールで新作を発表。今シーズンの必見ブランドやトピックスをご紹介します。
JUNYA WATANABE MAN
ジュンヤ ワタナベ マンの新作は、今すぐ欲しいアウターがいっぱい!
今シーズン、渡辺淳弥が興味を持ったのはオブジェバッグなどを作るブランド「インナーラウム(Innerraum)」だったという。ベルリンを拠点に活動する彼らは、モータースポーツに使われるプロテクターの部品など、異なった背景をもつ材料を組み合わせることで新しいものを生み出している。
自身が手がけた過去の服にも同じような理論でデザインされたものがあることから、それらのアーカイブをリプロダクト。同ブランドをはじめ、20近くものブランドと協業したコレクションでもあり、コラボリストには「シメク(Simek)」「パレス(Palace)」「ホグロフス(Hoglofs)」「アルファ インダストリーズ(Alpha Industries)」「ザ・ノース・フェイス(The North Face)」などが名を連ねる。
今回、多数提案されたダウンジャケットやマウンテンパーカなどのアウターは、これらのブランドとのコラボレーションによるもの。
白いステッチがアクセントの「リーバイス(Levi’s)」のデニムコート、MA1風の袖がついた「チャンピオン(Champion)」のフーディなどもあり、機能性・実用性に加えてオリジナリティに富むデザインも光る。
シューズでのラインナップは「オークリー ファクトリー チーム(Oakley Factory Team)」や「ニューバランス(New Balance)」のスニーカー、「ティンバーランド(Timberland)」のブーツ。
光熱費の値上がりで世界的に厳しい冬を迎えている昨今。すぐにでも欲しいアイテムにあふれている。
Text:B.P.B. Paris