TOKYO ART BOOK FAIR
2021がオンラインとオフラインで開催決定!

2021.10.06

アートに特化したブックフェアとして2009年にスタートした「TOKYO ART BOOK FAIR(TABF)」が、今年はオフラインとオンラインの両方で開催。オフライン会場となる東京都現代美術館では、10月28日(木)から31日(日)まで開催予定。それに先駆けオンライン会場は10月22日(金)からスタート。

2020Solidarity Posters

Covid “Positive”

ONLINE↔OFFLINE:ART BOOK VENDING MACHINE

オフライン会場では、2020年春にヴォルフガング・ティルマンスが主宰する非営利団体「Between Bridges」が立ち上げた、アート、音楽関係のインディペンデントスペースやイベント、出版などを支援するためのプロジェクト「2020Solidarity」で制作したポスター58点のほか、パンデミック以降のアートブックをフィーチャーする展示を開催。オンライン会場出展者のアートブックやZINEをオフライン会場でもで展示し、一部販売する。

オンライン会場では、2020年の「Virtual Art Book Fair(VABF)」の経験を活かし、オンライン上で各出展者と直接コミュニケーションを取りながらアートブックを購入することができる。今回は、国内外の約260組の出展者がオンライン会場に集結。

会場を訪れると、最初に表示されるのは土に埋もれた根菜。「じゃがいも」「にんじん」「かぶ」「玉ねぎ」「にんにく」「ラディッシュ」は、6つのステージを示すアイコンになる。その中からひとつ選ぶと、根菜がぽこっと地面から出てきて、各ステージへと入場するシステムとなっている。それぞれのステージには、約40組の出展者ブースが並ぶ。 

3D空間には、オフライン会場のものとは一味違う、野菜の無人販売所のような出展者ブースが並び、それぞれのブースを訪れるとウェルカムメッセージが登場。オフライン会場でブースを流し見するように、画面をスライドしながら隣のブースをチェックしていくことも可能。またブースの検索機能やお気に入り登録機能もあり、オフラインとは異なるフェアの見方を楽しめる。

さらに、海外を拠点とするオンライン会場出展者の書籍の一部を、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」上のラグジュアリー&デザイナーズゾーン「ZOZOVILLA」にて販売。昨年オンラインのみで実施したVABFでの経験を活かし、今年はZOZOVILLA内にTABFの特設ページを作り、販売することで、国内の方が海外のアートブックを購入しやすい環境を提供。また、他社ECを介したTABFの書籍販売は、今回が初の試みとなる。 オンラインとオフラインをつなぐ、新しいTOKYO ART BOOK FAIRに注目して!

TOKYO ART BOOK FAIR 2021

オフライン会場
期間:2021年10月28日(木)〜10月31日(日)
会場:東京都現代美術館
   東京都江東区三好4丁目1-1
時間:10:30〜17:45(28日のみ15:30~17:45)
WEB:https://tokyoartbookfair.com/ 
入場料:一般¥1,000
*事前予約・2時間15分ごとの入れ替え制
オフライン会場 チケット購入サイト:https://bit.ly/3lImqWs
販売期間:2021年10月4日(月) 12:00〜 各時間枠 終了時刻の30分前まで
※定員に達しましたら販売を終了します。 

オンライン会場
期間:2021年10月22日(金)〜10月31日(日)
会場:https://tokyoartbookfair.com/
コアタイム:10:30〜18:00
入場:無料

TOKYO ART BOOK FAIR at ZOZOVILLA

WEB:https://zozo.jp/zozovilla/
販売期間:2021年10月22日(金)〜2021年10月31日(日)

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