ジャン＝リュック・ゴダールやフランソワ・トリュフォーらとともに、ヌーヴェルヴァーグの中⼼⼈物として注目された映画監督、ジャック・リヴェット。そんな彼の初期傑作5作品を上映するジャック・リヴェット映画祭が、4月8日（金）から4月28日（木）までの期間、ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催される。

『セリーヌとジュリーは舟でゆく』
 ©︎1974 Les Films du losange

『メリー・ゴー・ラウンド』
©︎1979 SUNSHINE / INA.Tous droits réservés.

今回は、『セリーヌとジュリーは舟でゆく』（1974年）、『デュエル』（1976年）、『ノロワ』（1976年）、『メリー・ゴー・ラウンド』（1981年）、『北の橋』（1981年）の5作品をデジタル・リマスターで上映。そのうち3作品は日本劇場初公開となる。また、『中国⼥』『ウイークエンド』のジュリエット・ベルトや『ラ・パロマ』、『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』のビュル・オジェ、『満⽉の夜』のパスカル・オジェはじめフランス、欧州を代表する豪華⼥優陣の魅力溢れる演技にも注目。上映スケジュールは公式サイトをチェック。

さらに、4月29日（金・祝）からはベルギー出身の女性監督シャルタン・アケルマンの傑作5作品を上映する「シャルタン・アケルマン映画祭」、5月13日（金）からは「エリック・ロメール監督特集上映“四季の物語”」も開催。フランス映画好きにはたまらないラインナップとなっている。

リヴェット監督の突拍⼦もない遊び⼼が詰まった作品群に出会えるチャンス。この機会にぜひ映画館へ足を運んでみて。