(P)&(C) BIGHIT MUSIC / text : SO-EN
デビュー5周年を迎えたTOMORROW X TOGETHER(トゥモロー・バイ・トゥギャザー)が、3月8日(金)に日本では初開催となるファンライブ『2024 TXT FANLIVE PRESENT X TOGETHER JAPAN EDITION』を東京ガーデンシアターにて開催。
コンサートの様子はWeverse Concertsを通してオンライン・ライブストリーミングでも配信され、記念すべきデビュー5周年をMOA(ファンの呼称)と共に過ごし、笑いあり、感動ありにセレブレートした。
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TOMORROW X TOGETHER
2019年3月4日デビュー。HYBE傘下のBIGHIT MUSICに所属するSOOBIN(スビン)、YEONJUN(ヨンジュン)、BEOMGYU(ボムギュ)、TAEHYUN(テヒョン)、HUENINGKAI(ヒュニンカイ)で結成された、5人組ボーイグループ。グループ名の「TOMORROW X TOGETHER」は「それぞれ違う君と僕がひとつの夢で集まって共に明日を作って行く」という意味を持つ。
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MOAが会場を埋め尽くし熱気に包まれる中、客席から「Dubaddu Wari Wari- JPver-」を歌唱するTOMORROW X TOGETHERが登場。数多くのMOAとハイタッチを交わしながらファンコンサートのはじまりを知らせた。
進行役は、メンバーからはお父さんと呼ばれ慕われる古家 正亨(ふるや まさたか)。
メンバーはロックテイストのカジュアルな衣装で、レザーのライダーズジャケットやショートパンツ、ヴィンテージ風のTシャツ、ブラックデニムやクラッシュデニム、赤のチェックシャツを軽やかに着こなす。
「ONE! DREAM!TOMORROW X TOGETHERです」とメンバーが挨拶をすると、隣のMOAとも挨拶して!とファンライブならではのアットホームな雰囲気。
最初のコーナーは、5年間を振り返る「5 YEARS with MOA」。メンバーがテーマを決めそれぞれの形で5周年の感謝を伝えた。SOOBINは「POWER OF LOVE」とキーワードを掲げ、「日本のファンの皆さんが、僕とコミュニケーションを取るために韓国語で録音したメッセージや、手紙を贈ってくれることに毎回感動する、そういった時間を割いてくれることに大きな愛を感じる」と語った。HUENINGKAI は、日本デビューショーケースの日の思い出を日本語で絵日記に綴り披露。YEONJUN は「MOAがくれる愛のおかげで成長でき、メンバーとの本当の友情を見つけることができた」と、メンバーとの思い出の写真や映像を、TAEHYUNは「MOAの皆さんにはいつも完璧な姿を見せたくて、裏での努力は欠かせない」と作業室で歌の練習をする映像を公開した。
BEOMGYUは、ファンコミュニティプラットフォーム「Weverse」で不定期に配信しているライブ放送のタイトル「Beom edio(ボミディオ)」のオフライン配信と題して、MOAからのお悩み相談に回答。
その後、Beom edioの推薦曲としてデビューアルバム『THE DREAM CHAPTER: STAR』の「Our Summer」や「5時53分の空で見つけた君と僕-JPver-」、「 Ito 」、デビュー曲「CROWN-JPver-」を続けてパフォーマンスし、観客をTOMORROW X TOGETHERの世界に引き込んでいく。
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つづくメンバーのソロステージでは、それぞれがカバー曲を披露。トップバッターには、白シャツに赤ストライプのネクタイをゆるく締め、ほどよく色落ちしたワイドデニムをはいたBEOMGYUが、赤いボディのエレキギターを持って登場した。韓国の4人組バンド、ADOY(アドイ)の「WONDER」を弾き語りしファンを魅了した。
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SOOBINがカバーしたのは2002年にリリースされたRain(ピ)の「안녕이란 말대신(さよならという言葉の代わりに)」。本家の衣装でも見られるグローブを身に着けたオマージュスタイルで、5名のダンサーと共にゆったりと甘いダンスナンバーを披露。
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HUENINGKAI は「MOAのみなさん叫べ!」と煽りながらアリーナフロアへ登場。2年前にカバーとレコーディングをし、ステージで披露したかったというアヴリル・ラヴィーンの「Sk8er Boi」を選曲。オーバーサイズのストリートスタイルで生き生きしたステージングを見せ、さらに近距離でファンとハイタッチや握手を交わしながらぐるぐるとフロアをまわり、会場のボルテージは最高潮に!
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TAEHYUNは、ベースボールシャツを着用しブルーノ・マーズの「Finesse」を初披露。高い歌唱力を保ちながらダンスブレイクもこなし、多彩な魅力をアピールした。
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YEONJUN は昨年末に初公開しファンから大好評の、SHINee(シャイニー)テミンのソロ曲「Guilty」のカバーステージを披露。首元と上腕にカットが入ったスウェットと、チェックのスカートつきのパンツをジェンダーフリュイドなスタイルで着こなした。腹筋を強調するダンスの振り付けには大声援が巻き起こった。「公開したことのあるカバーステージですが、より多くのMOAの皆さんの前で披露したかったです」とコメント。
続いて「MOA力クイズショー」と題し、「MOAがTOMORROW X TOGETHERにして欲しいこと」として投票したアンケートの結果をメンバーが予想するクイズを実施。愛嬌や、歌、ダンスのリクエストに応え会場を熱狂に包んだほか、アリーナにSOOBINとHUENINGKAI 、3階にYEONJUN 、4階にTAEHYUN、5階へBEOMGYUが向かい、近距離でファンを魅了。今回、許された時間のみスマホでの撮影が許可されるなど、ファンコンサートならではのスペシャルな時間を過ごした。
この日、最後に披露した曲「Chasing that Feeling」では、クイズコーナーで優勝したSOOBINが衣装ディレクターとなり「就活の面接服」をテーマにした装いでパフォーマンス。
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アンコールでは、お揃いの公式グッズの缶バッチをつけたTシャツとデニム姿で登場し「紫陽花のような恋 」を歌唱。客席のMOAがメンバーへ向けて「5年間共に過ごしたすべての瞬間、ひとつひとつが最高のプレゼントだよ」と書かれたスローガンを掲げるサプライズ演出も。
「Happlly Ever After(Sing Alone ver)」と、「FORCE」ではMOAとジャンプをしながら、メンバー同士の息ぴったりの掛け合いで会場を盛り上げた。
5年間の積み重ねによるファンとの絆を再確認すると共に、圧倒的なパフォーマンスとユーモアが溢れる自然体の姿でもMOAを存分に魅了したファンコンサート。TOMORROW X TOGETHERは、「5年間を共にしてくださったファンの皆さんに感謝の気持ちを伝えたいです」として、「日本でオフラインのファンイベントは初めてでしたが、いい思い出になった。より深く皆さんを愛したいと思います」と感想を述べた。
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