M!LK 9年目の疾走!!
5人の活動とその思い

2024.02.02

Hayato Sano

―俳優としても活躍が目覚ましい佐野さん。個人の活動がM!LK での活動に生かされていると感じることはありますか?

ありがたいことに、お芝居と音楽の分野で活動させてもらっていて、お芝居ではあらゆる俳優の方々とご一緒させていただいています。ひとつの作品撮影だけでも、かなり長い時間を一緒に過ごすので、みなさんの仕事に対するマインドや姿勢のようなものが見えてきたり、教えていただくことがあります。感銘を受けたことなどを自分なりに吸収してM!LK の活動に持ち帰れているかなと思っています。最初の頃は、お芝居の奥深さにあまり気づいていなくて、褒めてもらったり、楽しんでもらえていることを糧にしてやってきましたが、最近はその感覚が変わった気がします。台本を読んでいると色々と想像が膨らんで、自分の中での方向性が固まっていきますが、いざ現場でまったく想像もしていたかった“プランX”みたいなものが出てくることがあります。自分の引き出しやその想像にはないものに出会ったとき、本当に面白いと感じて、それが醍醐味でもあるのかな。

Daichi Shiozaki

―M!LKのコンサートの演出担当として、心がけていることは何ですか?

最近、お友達や家族に誘われて来てくれる方が増えているので、M!LKの楽曲を知らない人にも楽しんでもらえるような演出を心掛けています。ステージに車を登場させてみたり、全員で一気に客席に走り出してみるなど、途中でいくつかトピックを入れて、流れに波を作りながら飽きがこないように。コンサートのタイトルをメンバーみんなで決めて、そこから僕がコンセプトを練ってセットリストや舞台セットを考えるのですが、僕らは1年間に3つぐらいのツアーを組み立てたりするので、それぞれのステージのテーマ性や印象が被らないようにするのも意識していることのひとつ。でも、去年、初めて横浜アリーナ公演を経験して、出来ることの可能性が一気に広がった気がします。演出を考える面でも本当に大きな経験になりました。今はやりたいことで頭がいっぱいです!皆さん、楽しみにしておいてください!

Shunta Sono

―いつもメンバー愛に溢れている曽野さんから見て、M!LK はどう変わったと思いますか?また、それぞれのメンバーに、どんな刺激を受けていますか?

ほぼ毎日一緒にいるので、変化に気づくのがすごく難しいんですが、みんな少しずつ大人になってきているのは感じます。例えば、昔なら5人のセンター争いにメラメラと闘志を燃やしていたけど、最近は落ち着いていて、自分のためではなくM!LK としてどうすることが最良かという考え方が強くなっている気がします。
じゅう(山中)はM!LK に入ったタイミングが一緒だから、仲間であり、ライバル。切磋琢磨し合える関係です。だいちゃんは出会った当初から本当に変わっていない!見た目通り優しいところもです。仁ちゃん(吉田)は先輩だけど、今は2人で気兼ねなく話せる仲になりました。彼は知的なタイプで、色々話を聞いているのが楽しいです。はやちゃん(佐野)は、常に M!LK のエンジンとなって前を向いて走ってくれる人。僕はそのエンジンをサポートできるような、ガソリン的な役割を果たしたい。

Jyutaro Yamanaka

―M!LK に参加してから、自身の意識の変化などありましたか?

僕は新メンバーだから、M!LK に入ったのはおおよそ5年前。当時はみんなに追いつくことでいっぱいっぱい。歌やダンスを覚えるのはもちろん、グループにも早く馴染みたいと思っていましたし、ファンの方にもできるだけ早く覚えてもらいたい。とにかく必死でしたね。5人で前を向いて、同じ目標に向かって頑張ろうという意識になったのは、結構この1〜2年の間のように思います。僕も変わりましたけど、佐野さんが個人のお仕事を通して大きく変わっていったし、そういう佐野さんや他の共演者の方々に影響されて、さらにメンバー同士で話すことも増えてきて、みんな一斉に変わっていった気がします。他のメンバーからは、最近のびのびやるようになったと言われます(笑)。僕自身、もともと表舞台に立つのはあまり得意なタイプではない方ですが、年上3人(佐野、塩﨑、吉田)にいじられるのは結構嬉しいし(笑)、本来の性格が少しずつ表に出るようになってきたように思います。

Jinto Yoshida

―2023年11月にスタートした「BIG LOVE YEAR」と春に控えた全国ツアー「HERO」について教えてください。

「BIG LOVE YEAR」は結成9周年から10周年までの1年を通して行うプロジェクトです。10周年を迎える前に、いろんな形で僕らから愛と感謝の気持ちを伝える場を設けたい、という気持ちから生まれました。テーマは「全国にM!LK の愛を届ける!」です。
「HERO」については、今、塩﨑くんが演出の枠組みを作っている段階です。今、確実に言えることは、絶対に楽しませるよ!ってくらいかな(笑)。タイトルとしては、昨年、横浜アリーナでの「HAPPY! HAPPY! HAPPY!」を経て、今度は M!LK がヒーローになって皆さんに幸せを届けるという意味が込められています。「M!LK がいるから楽しく生きていける!」と思っていただけるように、皆さんの心の支えになれるようなパフォーマンスをしたいですね。嬉しいことに、各会場がこれまでよりも大きくなっています。僕らを応援してくれる輪がだんだん広がっていることを実感し始めています。

text:Tatsuya Miura

ニューシングル「Kiss Plan」
通常盤 (CD のみ) 
¥1,100 (税込)
初回限定盤 (CD+Blu-ray) 
¥3,300 (税込)

Blu-ray&DVD「M!LK 1st ARENA “HAPPY! HAPPY! HAPPY!”」
通常盤  ¥7,150(税込)
初回限定盤 ¥8,250 (税込)


M!LK
オフィシャルサイト:https://sd-milk.com/
YouTube 公式チャンネル:@MILK_2014 

M!LKが5人揃って2年ぶりに登場した『装苑』3月号はこちら

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