単独ライブラストスパートのニューヨークにインタビュー

2022.07.20

若者の日常を少し辛口でとらえたネタや、今の時代背景をユニークにとらえたネタに人気のあるお笑い芸人の「ニューヨーク」。過去最大の単独ライブの真っただ中、装苑オンラインの撮影&取材に挑んでいただきました。“あのネタの裏側は?”“ファンションに興味ある”など質問を投げかけてみました。そしてファッションシューティングでは「メゾン ミハラヤスヒロ」の服に挑戦。ちょっとモードな「ニューヨーク」のお二人を楽しいメッセージとともにご紹介します。

撮影の様子

「ニューヨーク」の嶋佐和也さん(左)と屋敷裕政さん(右)

―今まさに単独ライブ中ですね

屋敷 そうですね。大阪が終わって。来週福岡があって、その後東京(インタビューは7月13日)

―コンビを組んだきっかけは?

屋敷 お笑いの専門学校NSCでそれぞれ別々に入ったんですけど、そこで出会って僕が声をかけました。

嶋佐 いっぱいあるクラスの中に選抜クラスがあって、こいつは当時そういうクラス。名前は聞いていたけれど、当時僕は別の人とコンビを組んでいて、解散したとうわさが流れてきたので、僕もコンビを解散してのりかえちゃったんです。

―コンビ名のニューヨークはどこから?ダサいカタカナの名前を付けたと聞きましたが

屋敷 ま、そうですね。お笑いの学校って、コンビ名を着けないとネタ見せできないんで、最初は適当につけたんですけど、なんかしっくりきちゃって。

嶋佐 なんでもいいんだけど、しっくりこないものもやっぱりあるんですよね。

―今回単独ライブとしては規模が一番大きなものだとか

屋敷 劇場のチケットの予定枚数は売れてしまったんですけど、まだ配信のチケットはいくらでもあるんで!

―この時期に一番大きな単独ライブをやるというのは?

屋敷 ただ単純に徐々に大きくなっていったらええなぁという感じでやってきたので。

―怖くなかったですか?

屋敷 怖かったです。とくに大阪が。2000人なんです。今まで900人埋めるのもいっぱいいっぱいだったので。一気に倍以上ですからね。結果たくさん来ていただいて嬉しかったです。

―今回のライブの見どころは

屋敷 テレビとかも最近ちょこちょこ出させてもらって、テレビやYouTubeでしか俺らを知らない人もいると思うけど、一番純度の高いわれわれのお笑いを見てもらえるのは単独ライブ。今まで見たことのない人がいたら、装苑の読者層の若い方々も是非!

―お客様はどのくらいの年齢層が多いですか

嶋佐 ばらばらですね。10代もいれば40、50歳代もいるし、男性も女性も。幅広いですね。

―今回のライブが今までと違う点はありますか?

嶋佐 基本的はにそんなにかわってはいませんが、漫才とコントですべて新ネタで。VTRも盛り込んで。

屋敷 ネタのテーストは毎回違うんですが、VTRの規模とか演出のおしゃれさは増している気がしますね。

―漫才とコントを両方やっていますが、それぞれスタンスはちがいますか?

嶋佐 コントはミスったらどうしようもないですね。漫才はミスってもリカバリーできますけど。今回はそんなに大きなミスはなかったな。

屋敷 ただ練習はコントのほうが楽です。漫才は立ったままでそこに感情をのせないとあかんから。

嶋佐 コントはセットとか衣装とかが必要になるんで、単独ライブとかテレビとかでしかやらなくなっちゃいましたね。

屋敷 普段の寄席とかではやらないですね。

―今、お笑いで活躍する方がたくさんいますけど、お笑い芸人に必要なことは何だと思いますか?

屋敷 一番は、人生に対する鈍感力!真面目に人生考えると、“こんなことしていていいのかな”って思ってやめていくんですよ。そこをごまかしながらやるんですよね。まともに将来のことを考えたら、30歳過ぎてバイトしながら芸人やって、これでいいのかなって。素面になってふと気づいてしまう。うっすら酒に酔っぱらってやっている感じなんですよ芸人って。未来のことは語るけど、将来のことは語らないという感じ。

嶋佐 ある程度ミーハー力が必要なんじゃないかな。今いろんなジャンルの人達と仕事をさせていただいて、お笑い以外の人と触れることがあるけど、そういうひとからいろんなパワーをもらう。ミーハーな気持ちは大事かな。でもスタイルによっては職人気質のほうがいいと思うこともありますけど。どっちがいいんだろうな。どっちか持っていたほうがいいような気がします。

―人を笑わせるということはとても大変なことですよね。

屋敷 音楽とかは誰がどこの部分で感動しているのか人それぞれでわかりにくいけど、お笑いはわかりやすいですよね。

嶋佐 音楽ほど好き嫌いの幅がないし、だれが見ても面白いものは面白い。だからこそ難しいのかも。

屋敷 いちばんいいのは、自分たちが面白いと思うものをやる!そこですね。

―嶋佐さんが山梨出身、屋敷さんが三重出身。関西弁と関東弁で言葉が違いますがステージ上で違和感はないですか?

嶋佐 最初コンビを組んだ時は思ったんだけど、意外と周りからは言われないので気にならないのかなと。やりずらさはないです。直したほうがいいとはいわれませんね。

屋敷 褒められたこともないけどね。それが個性になっているとかね。“お前ら同級生じゃないんや”ってよく言われますよ。コントなんかは“大学時代の同級生と再開”という設定では言葉が違ってもつじつま合うけど、幼馴染みのコントをするのは難しいかも。

嶋佐 あと家族のコントとかも。同じ家族でことばが違うのはね。

―コントでファッションネタありますね

屋敷 それこそ装苑の読者みたいなファッション好きな人は、陽気なキャラじゃないイメージがあって、それでめっちゃベラベラしゃべっていたら面白いかなと思ってコントにしました。

嶋佐 あと、自衛隊だけどファッションに興味ある人とか。

―どんな時に思いつくんですか?

屋敷 ファミレスでネタ作っているときに、そんな男の人がとなりにいたり。“めっちゃ服好きそうだけどあれっておしゃれじゃないよな“って。

嶋佐 そういう格好の人から着想を得ました。

―お二人はファッションに興味ありますか

嶋佐 めちゃくちゃ好きなわけではないけれど、やっぱり服でテンション上がりますよ。

屋敷 服好きな芸人さんはいますよ。どんだけ奥が深いねんって。白いパーカーひとつとっても、形とか生地とかすごく語るんです。そして、服好きな人は服を大事にしますよね。まっちゃん(チョコレートプラネットの松尾 駿さん)は脱いだ服きれいにたたんでるし。この間ロケで知ったけど、白T専門店とかあるんですね。どんなにこだわってもカレーとかこぼしたら終わりじゃないですか。

嶋佐 ちょっとお金に余裕出てきても、ハイブランドの服は買わないかなぁ。

屋敷 俺ら売れたら絶対にこれ買うぞ!っていうのがなかった。欲望がないんだよね。でも俺は300万円の時計は買ってしまったけど!?

嶋佐さん:ジャケット¥64,900、Tシャツ¥29,700、パンツ¥37,400、靴¥46,200/メゾン ミハラヤスヒロ(メゾン ミハラヤスヒロ)

屋敷さん:ジャケット¥40,700、Tシャツ¥9,350 パンツ¥52,800、靴¥30,800/メゾン ミハラヤスヒロ(メゾン ミハラヤスヒロ)

お問合せ先
メゾン ミハラヤスヒロ
TEL:03-5770-3291

photographs : Josui Yasuda (B.P.B.)
hair & makeup : KIMIYUKI MISAWA (Perle Management)


ニューヨーク単独ライブ「Last Message」
日程:2022年7月30日(土)・31日(日)
場所:恵比寿ザ・ガーデンホール
   東京都目黒区三田1-13-2
時間:①11:00 開場 12:30 開演 ②15:30 開場 17:00 開演
※7月31日公演のみオンライン配信あり

オンライン配信
配信日時:7月31日(日)17:00~19:00
チケット販売期間:販売中~8月14日(日)12:00まで
見逃し視聴期間:8月14日(日)17:00まで
チケット価格:¥2,000
FANY オンラインチケット:https://online-ticket.yoshimoto.co.jp/

ニューヨーク
嶋佐和也と屋敷裕政からなるお笑いコンビ。吉本興業のお笑い養成所・NSCの同期として出会い、2010年1月に結成。2019年、’20年に「M-1グランプリ」、 ’20年 、’21年に「キングオブコント」決勝進出を果たすなど、漫才・コントの両方で結果を残している。現在は「NEWニューヨーク」(テレビ朝日系)や「ラヴィット!」(TBS系)など数多くのレギュラー番組に出演中。
プロフィール:https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=3153
YouTube:ニューヨーク Official Channel

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