世界最高峰のDJにして、デトロイトテクノのパイオニアであるジェフ・ミルズ。そんな彼が日本で最も革新的なビジュアル・チームと評されるCOSMIC LAB（コズミック・ラブ）と共同制作によるライブ・オーディオビジュアル作品『THE TRIP -Enter The Black Hole-』のワールドプレミアを、4月1日（月）に東京・新宿の「ZEROTOKYO」にて開催する。

3月22日に行われたカクテルパーティーで披露されたジェフ・ミルズの衣装（制作：落合宏理）

音楽、映像、ライティング、そして歌とコンテンポラリーダンス、衣装デザイン、すべてにおいてジェフ・ミルズ総指揮のもと各分野のコラボレーターを迎え入れ、5つの理論的なシナリオで宇宙の神秘に迫る本公演。総合演出、脚本、音楽はジェフ・ミルズ、映像演出をCOSMIC LABが手がける。また、音楽シーンにおいて圧倒的な存在感を放つ戸川純がシンガーとして参加するほか、コンテンポラリーダンスからデジタルアートまで領域横断的な表現で高評価を得ている梅田宏明が振付を担当。「FACETASM（ファセッタズム）」のデザイナー、落合宏理による各出演アーティストの舞台衣装にも注目したい。

ジェフ・ミルズ

「もし私たちがブラックホールの中に入ることができたらどうなるのか？ ブラックホールの反対側には何があるのだろうか？」 ジェフ・ミルズは今回の舞台芸術作品を通して、さまざまな理論的可能性の中で、宇宙とブラックホールの疑問について探究する。

『THE TRIP』は、2008年にフランス・パリで初めてのパフォーマンスが行われ、日本では2016年に東京・浜離宮朝日ホールにてCOSMIC LABの映像演出によって披露された。今回はブラックホールをテーマにした全く新しい作品となる。

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