(c) Fred Gervais
19歳の時に発表した長編デビュー作『マイ・マザー』(2009年)がカンヌ国際映画祭監督週間で上映されて話題となり、以降、『胸騒ぎの恋人』(2010年)、『わたしはロランス』(2012年)を発表。続く2014年の『Mommy/マミー』でカンヌ国際映画祭の審査員賞、2016年の『たかが世界の終わり』では同映画祭のグランプリを受賞した、グザヴィエ・ドラン監督。ドラン監督の作品は、日本でも多くのフォロワーを生み、次回作が待ち望まれていた。
「ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと」でグザヴィエ・ドラン監督が演じるエリオット
(c) Fred Gervais
そんなドラン監督が新たに挑んだのは、なんとTVドラマ!本作「ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと」は全5話のサスペンスフルな物語となり、30年前に起きた事件とそれにかき乱される家族の姿を、過去と未来を行き来しながら描く。原作は同名の舞台で、ドラン自身が脚本、監督、製作を務め、出演もしている。
すべて「ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと」より (c) Fred Gervais
また、本ドラマの配信を記念して、2月に「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」にて、グザヴィエ・ドラン監督コンプリート特集の配信が決定した。ドラン監督作品の全8本と、出演作1本の計9本を一挙に楽しむことができる。この冬は、ドラン監督の世界にどっぷり浸りたい!
「ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと」全5話
(原題:La nuit où Laurier Gaudreault s’est réveillé)
独占日本配信スタートは、2月24日(金)。
Amazon Prime Video「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」で、毎週金曜日に1話ずつ配信。
放送はBS10「スターチャンネル」で3月6日(月)23時~、毎週月曜23時から(3月5日 21時より第1話先行無料放送)。
【あらすじ】
1991年、ケベック州の郊外。ラルーシュ家のジュリアン、妹のミレイユと、向かいに住むゴドロー家のロリエは仲良し3人組だった。しかし、ある夜の事件を境に3人の人生は一変。ミレイユは秘密を抱えたまま町を離れ、家族と距離を置いていた。それから約30年。母マディが危篤という連絡を受け、ミレイユが帰郷し、ジュリアンとパートナーのシャンタル、次男のドゥニ、ドラッグのリハビリ施設から出てきたばかりの末っ子エリオットら家族が再び集まることに。そして、マディが残した予想外の遺言が引き金となり、葬り去られていた嘘と秘密に翻弄されることとなる。はたして“あの夜”いったい何が起きたのか……。
【監督・脚本・製作・出演】グザヴィエ・ドラン
【音楽】ハンス・ジマー、デヴィッド・フレミング(『DUNE/デューン 砂の惑星』)
【出演】ジュリー・ルブレトン、パトリック・イヴォン、アンヌ・ドルヴァル、エリック・ブルノー、マガリ・レピーヌ・ブロンドー、ジブリル・ゾンガほか。
WEB : https://www.star-ch.jp/drama/lauriergaudreault
『Mommy/マミー』より
© 2014 une filiale de Metafilms inc. Photo credit : Shayne Laverdiere
グザヴィエ・ドラン監督コンプリート特集
Amazon Prime Video「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」にて。
<配信中>
『マティアス&マキシム』『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』
<1月25日より配信>
『たかが世界の終わり』『Mommy/マミー』『胸騒ぎの恋人』『マイ・マザー』『神のゆらぎ』
<2月14日より配信>
『わたしはロランス』『トム・アット・ザ・ファーム』
グザヴィエ・ドラン © Shayne Laverdière