洗練されたデザイン、
けれどどこか温かい「マリメッコ」
2023年春夏のテーマは“ネオ フューチャリズム”。色鮮やかなさまざまなアイテムに表現されているのは、テクノロジーと手仕事の自然な融合。アート、デザインなどのキーワードが境界線なく服の上で自由に行き交う。計算されたシンプルなフォルムは、着心地の良さと美しさを備えたもの。洗練されたモダンな「マリメッコ」のクリエーションの世界を。
この記事の内容
1 モトーラ世理奈が着る2023年春夏コレクション
2 クリエイティブディレクター、レベッカ・ベイのインタビュー
ニューヨークを拠点に活動するアーティスト、ランドン・メッツとのコラボレーションで生まれたモチーフ。無漂白のドレスをキャンバスに見立てて描かれたのは、抽象的で大胆なモチーフ。「マリメッコ」の最新技術とハンドペインティングの技法を融合させて表現した。
ワンピース ¥59,400 マリメッコ(ルック)
セーター全体を覆った柄は、かつてのデザイナー、マイヤ・イソラによるアーカイブコレクションからの“ヨーナス”。格子にも見える有機的フォルムの柄は、ボトムのスカートに描かれたランドン・メッツのモチーフとも抜群の相性に。
セーター ¥39,600、スカート ¥56,100 マリメッコ(ルック)/靴 ¥19,800 モリーニ(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)
左 コットンニットのカーディガンとベストには鮮やかな赤でダイナミックに配した”プッロポスティ” 柄。日常スタイルが楽しくなるアイテムに。
カーディガン ¥42,900、ベスト ¥31,900、パンツ ¥34,100 マリメッコ(ルック)
右 ランドン・メッツのモチーフをデフォルメさせてあしらったキャンバス地のバッグ。ラグビーボールのようなころんとしたフォルムがかわいい。
バッグ ¥30,800 マリメッコ(ルック)
「マリメッコ」の柄といえば、最も象徴的なのが“ウニッコ”。シンプルで抽象的に描かれたケシの花は、日本でも人気のモチーフ。ニットのベストは、ジャカード編みのテクニックで“ウニッコ”を表したもの。とろみあるレーヨンキュプラ素材のパンツにもたくさんの“ウニッコ”。モノトーンの着こなしがモダンな印象に。
ベスト ¥34,100、パンツ ¥42,900、スカーフ ¥27,500 マリメッコ(ルック)/靴 ¥19,800 モリーニ(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)
使いやすいミニサイズのキャンバストートは、爽やかなスカイブルーの“ウニッコ”柄。まるで雲一つない青空を映しているような。
バッグ ¥18,700、スカーフ ¥27,500 マリメッコ(ルック)
直線のラインでシャープなフォルムを見せているワンピース。マイヤ・イソラが音楽に合わせて揺れながら描いたとされている“ヨーナス”が一面に。
ワンピース ¥40,700、バッグ ¥58,300 マリメッコ(ルック)/靴 ¥17,600 モリーニ(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)
問合せ先:ルック ブティック事業部
TEL:03-6439-1647
ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム
TEL:03-3401-5001
photographs : Josui Yasuda (B.P.B.)
hair & makeup : NOBORU TOMIZAWA(CUBE)
model : SERENA MOTOLA (SO-EN model)
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