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文化服装学院 ファッション高度専門士科× L’OREAL PROFESSIONALによる2023年度 卒業ファッションショーが開催!
15のブランドと学生デザイナーをご紹介

2024.03.29

ショーの様子

2月27日、文化服装学院 ファッション高度専門士科による卒業ファッションショーが開催された。会場には多くの観客が訪れ、学生生活の集大成であるショーを見届けた。大勢の学生とスタッフが関わるこのショーは、世界年間売上1位を誇る一大ビューティー企業であるロレアルグループの中核を担うヘアブランド L’OREAL PROFESSIONALのサポートを得ている。

厳しい学内選考を勝ち抜いた15名の学生デザイナーは各自のブランドコンセプトをもとに8体以上のプライベートコレクションを1年間かけて制作。また、ポートフォリオ撮影及び卒業ファッションショーでは第一線で活躍しているサロンのヘアクリエイターの方々と組み、共に作品を作り上げた。

装苑ONLINEではこの15名の学生デザイナーにそれぞれの作品についてと卒業後の未来についてうかがった。彼らの今後の活躍に期待したい。

photographs : Josui Yasuda (B.P.B.)

15名の学生デザイナー紹介

堀内 華乃×mille
テーマ:RESCUE

乗り越えられなかった過去やトラウマを、今の自分が助けに行く。そんなヒーローたちに実体験を昇華させたコレクションです。衣装は、これまで触れてきた漫画やアニメのカルチャーからインスピレーションを得て、物語からキャラクターまでを妄想して生まれたデザイン。ヘアメイクはキャラクターのように、絆創膏やそばかすなどを多く取り入れ、世界観を崩さずに表現。音楽はポップで明るく、背中を押してくれるようなブラステイストに。舞台演出は全体的に白く明るいイメージで考えました。将来は、ファッションを作る側として大切にしている「ファッションを通じて自信をつけること」を同じような思いをしている人へ届けたいです。現在は衣装制作の他にキャラクターの衣装デザインなどの活動もしているので、幅広く活動できるように頑張ります。

担当サロン mille
WEB:https://www.1001mille.com/

安間 彰太×BE PARADE
テーマ:AIR

私がファッションと出会ったきっかけと文化に入ったきっかけとなった高校生時代のニューヨークへの留学経験の記憶を遡り、様々な事から影響を受けやすかったティーンエイジャーの私の成長を、その時初めて乗った飛行機のグラフィックへ落とし込み、地面から青空へ羽ばたくプロセスを表現しました。大切に握りしめていた航空券、飛び交う多国籍の言語の文字の羅列、目から見えた情報そのままを服へ落とし込むということに力を入れました。また、このコレクションを作り上げるため、改めて飛行機に2回乗ったのですが、10代の私が感じた感動を味わうことはできませんでした。春からは株式会社ベイクルーズのファッションデザイナーとして経験を積みます。また、ファッションブランドを立ち上げることも夢の一つです。Instagram:@studio_arata

担当サロン BE PARADE
WEB:https://www.beparade.com/

佐々木 美羽×Les Saisons
テーマ:*.꒰ঌ  𝖒𝖎𝖊𝖚𝖝 𝖗𝖆𝖎𝖘𝖔𝖓 𝖉’𝖊𝖙𝖗𝖊  ໒꒱.*(ミューレーゾンデートル)

テーマの意味は人生における”存在意義”を指します。「好きな服を着て自分を表現することの楽しさを届けたい」をモットーに自分の名前である“美しい羽”をモチーフに制作。8体それぞれ、異なる素材を用いて制作しましたが、統一して羽の要素、骨の要素、ダメージの要素、血管の要素を落とし込み表現しました。私のデザインにはヘアメイクあってこその撮影やショーだったので、世界観を上手く実現させる為にコラボしていただいたサロンさんの親身なやり取りが、今回の素晴らしいショーが完成した秘訣かなと思います。音効では、南木直樹先生にコラボしていただき、楽曲制作をしました。卒業後の目標は色々なアーティストのLIVE衣装やリース、製作をして沢山の人に私の服を届けることです。最終的に自分のブランドを持てたらいいなと思っています。
Instagram:@mieux_raison_detre861      

担当サロン Les Saisons 六本木ヒルズ店
WEB:https://les-saisons.jp/roppongi-hills/

國分 脩起×TKS
テーマ:Eustoma

一番好きな花の名前「Eustoma」をテーマ名にしました。花束を贈られた時の高揚感や特別感を服でも感じられたら。という意味が込められています。実際に街でリアルに着れて、でも「あの人おしゃれだな」と思ってもらえるようなデザインを目指して制作しました。また、コレクションコンセプトの「花束を贈るように」を表現できるよう、1アイテムずつにポジティブな花言葉を持つ、花の名前がついています。トレンチコートやMA-1など、再構築したデザインを楽しんでもらえたら嬉しいです。同じコンセプトで自分のブランドを将来的に立ち上げることが目標です。Instagram:@na0___kii

担当サロン TKS
WEB:https://tks-beauty.tokyo/salon/claude-monet/

チン セン×ROSSO
テーマ:X’S EFFECT

テーマはX’S EFFECT。インスピレーション源は建築や幾何学的なライン、金属素材。建築のデザイン要素を女性のシルエットに落とし込み、女性特有の曲線の柔らかさと建築の堅牢さを表現。 メイクはスモーキーメイク、シャープなアイライナーをメインに、ヘアスタイルはつや感のあるオールバックスタイルを中心にまとめました。照明は全体的に暗めで、冷たい色調のライトで未来感を強調し、集中的な光束で鋭さを与えました。映像制作では、液体金属をテーマにしてブランドの世界観を印象づけました。卒業後はイギリスへ留学し、ファッションとその関連分野を学び、必要なスキルを身につけるだけでなく、業界でのコネクションも築きたいです。インターンなどにも積極的に参加し準備ができ次第、自分のブランドを立ち上げるつもりです。

担当サロン ROSSO
WEB:http://rosso-salon.jp/

瀬山 優美×グレース
テーマ:yubi

誰をも魅了する強く美しい女性像を元に全ての女性が自信を持ち、1人1人違う美しさを表現できるようなコレクションにしました。フラワー、アクセサリーなどを手作りで制作することや、キルティングやリバーシブル、ラメ感が美しく見えるシルエットにこだわりました。ヘアメイクはつや感やラメ感にこだわっていて芯のある強く美しい女性を表現しました。卒業後は衣装制作、ジュエリーデザイナー、スタイリスト、モデル、マルチに活動したいです。

担当サロン グレース
WEB:http://www.salon-de-beaute-grace.com/

加賀 捷豊×総美
テーマ:本当の姿

文化服装学院在学中は、色々な人と関わる事を意識しました。多くの人と関わっていく中で、肌を透かして見れたとしたら、カラフルに溢れてる人もいれば、黒いトゲを持つものがいることも分かりました。この4年間で感じた人の良さや、怖さ、をコレクションに落とし込みました。衣装のこだわりは、どの作品にも砂鉄とpvcを使った事です。また今回は、株式会社エアロテック様と砂鉄のバルーンを製作して、25個のスパイク現象の砂鉄がついたバルーンの作品を制作しました。ヘアメイクは、アート性の高いデザインのメイクだったのですが、今回は総美さんにサポートしていただき理想の形が実現しました。音楽は南木直樹さんとコラボさせていただき、楽曲を制作していただきました。いつか自分でブランドを立ち上げたいと思っています。
Instagram:@hayato.kagaga 

担当サロン 総美
WEB:https://www.banet.jp/

廣岡 香音×ZENKO
テーマ:CAROL

テーマには「心の鍵を外してロックンロールに生きようぜ」という思いを込めました。鍵を外す前と後の二面性を強調するために、1体目の衣装は変身ができるものをデザインしました。音楽はカノンロックと言うクラシック調からロック調に変わる音楽をMAD3のEddieさんに作曲を依頼し、ショーでの生演奏にもご協力いただきました。ヘアメイクはZENKOさんに、それぞれに合ったヘアメイクをしていただき世界観を表現しました。卒業後は世界中を旅したいです。@3939pirowoに作品を上げていくので是非見てください❤︎

担当サロン ZENKO
WEB:https://www.zenko-hair.com/

竹内 大樹×クラフト
テーマ:Self-exploration [aliceinwonderland]

昔から実家にあった『不思議な国のアリス』の本からインスピレーションを得て制作をしました。アリスが物語を通して自分が誰なのかわからなくなり、自分の身体が他者の身体のように思えてくる感覚が自分の心情と結びつき、今回のコレクションのテーマを「self-exploration(自己探究)」にしました。テキスタイルは自分で制作したプリント生地を使い、デジタル捺染プリントや廃棄されるレザーを使用し、サスティナブルな素材も取り入れオリジナリティのある作品ができました。音効は、南木直樹さんと何度も打ち合わせをし、世界観のある音楽を一から制作していただきました。作品撮りは壁紙を一面貼り、家具なども揃えて自宅にセットを制作しました。卒業後は海外コンテストに参加、自分のブランドを持つ!!
Instagram:@bambou0215

担当サロン クラフト
WEB:https://www.total-beauty-craft.com/

カルヂナリ ユキ×JCB
テーマ:B

Be your complex  ”B”は私のイニシャルからとった文字であり、女性の身体的なラインや人が持つコンプレックスを表しています。コレクションを観た方が1人でもポジティブで前向きな気持ちになって欲しいという想いを込め、直線と曲線があたえる効果に私自身が抱くコンプレックスを昇華させました。ヘアメイク、音効、照明、映像全てを一つの流れとして捉え、演出を考えました。キッズモデルを起用するにあたって、コレクション全体の質とクオリティを維持したまま彼女たちが子供らしさを発揮できるようにコレクションピースのディテール調整がかなり大変でしたが、新鮮な気持ちで私自身も冒険できたと思います。卒業後、企業企画・デザイナーとしてお仕事を始めます。私の夢は常に表現者でいることです。
Instagram @yukicardinali

担当サロン JCB
WEB:http://www.biguine.co.jp/all.html

中村 南×フローレン
テーマ:MIGO®️DINER

私の大好きなものを詰め込んだコレクション。リスペクトしているデザイナーのNIGO®️さんからインスピレーションを得て、遊び心とファッションへの愛が溢れるコレクションにしたいと思いました。今回のショーではgirl’s partyもイメージしています。自分のお気に入りの1着を纏って、メイクもヘアも気合いを入れてパーティーへ繰り出すイメージでヘアメイク、スタイリングをこだわりました。音効、照明、映像ではモデル1人1人を照らすスポットライト、会場を照らすミラーボール、アップテンポの曲で踊りたくなるような空間を作りました。私のショー”MIGO®️DINER”で楽しんで頂けていたら幸いです。卒業後は目標であった”HUMAN MADE “で働きます!誰かの心を動かすようなモノづくりをしていきたいです!!そして、MIGO®️DINERもopenさせたいです★

担当サロン フローレン
WEB:http://www.lagoon-hair.com/

ソン コウナン×ASCH 
テーマ:「S. U. N」

学生生活の4年間で服作りのスキルが上達し、その培ったスキルで自分の世界観を表現しました。洋服は全て、立体裁断で形を出しました。デザインをする時は鳥の翼の動き方やモデルの歩き方、生地の動き方向などを考えながら布を自由に使います。ヘアメイクは『ブラック・スワン』を参考に、黒を中心にスパンコールをつけました。ヘアには大きさの違う羽の髪飾りをたくさん制作しアレンジしています。卒業後は日本のアパレル会社でデザイナーとして活動する予定です。そして色々な経験を積み重ねて、自分のファッションブランドを立ち上げたいと考えています。今後も自信と勇気を持って、自分がやりたいことをやり、後悔しないように前向きに生きます。

担当サロン ASCH 
WEB:https://www.asch.jp/index.html

キン ギョクバイ×rosso 
テーマ:夢見鳥

この世は夢か現実かわからない、あるようでない現実の世界。はかない夢のような一生だからこそ、自分は夢見鳥のように、陽だまりの中へ羽ばたいていき、自分らしく生きていきたいと思いながらマイコレクションを構成しました。コレクションは創造性が高くて実用性も備えるリアルクローズ寄りのルックをメインに制作し、ヘアメイクもスッキリしたナチュラル系にしていただきました。舞台照明で綺麗に見えるメイクをするのが凄く大変でした。服との相性とモデルの雰囲気も考慮した上で何度もメイク案を直し、最終的に素敵なショーが完成しました。卒業後はファッション業界でデザイナーとしてのキャリアを積みたいと思います。

担当サロン rosso 
WEB:https://www.rosso0310.com/soka

細川 慧×CS
テーマ:CELEBRATION 

大切な人に貰う花束のように、日常を彩るコレクション。お祝いをするときに感じる特別な感情を洋服に落とし込みました。ベースとなっているのはマリンルックを基調としたフレンチスタイルです。ヴィンテージのフランス海軍のセーラーパンツやバスクシャツ、セーラーハットなどを実際に購入し、サンプリングしました。トレンドであるメンズセーラーや光沢のある素材にも注目です。スタイリングは、アルバイトをしていたロスフラワーを扱うお花屋さん「flowership」の協力を得て、サスティナブルでありながら華やかなルックにしました。ヘアメイクはブルー、シルバーをベースにゴージャスなメイクを意識し、音楽は1年生の頃から切磋琢磨した同級生に依頼をして制作して貰いました。私の目標はファッションを通じて誰かの人生を変えることです。卒業後は映像製作やグラフィックに関する知識を身につけファッション業界に貢献していきます!
Instagram:@k_w_n_r

担当サロン CS
WEB:https://cs-sa.jp/

小西 結花×VISAGE 
テーマ:人の写鑑

この4年間は周りの成長スピードにとても焦り、自分の服の存在意義について考えることが多かったと思います。しかし、このコレクションを通して私自身がやりたかったことがやっと見えてきて、それを上手く表現出来ました。衣装は写真だけではなくショーや展示を意識していたので、照明が当たった時にキラキラと綺麗に見えるようにテキスタイル作りをしました。メンズはつんつんの髪の毛に黒ベースのパンクを意識してもらい、レディースは濡れ感のある綺麗めなメイクを提案しました。音楽は私のブランドに合うLOBSTER様から音楽を提供していただきました。卒業後は私の服を通して、更に自分が自分で良かったと思いたいし、着てくれる人にとってもそう思ってもらえると嬉しいです。

担当サロン VISAGE
WEB:https://visage.co.jp/

日本ロレアル株式会社
プロフェッショナル プロダクツ事業本部ブランドエクスペリエンスマネージャ
千葉龍太郎さんコメント
今年はメンズモデルを起用していたシーンやメンズスタイルの作品が多かった印象です。サロン業界でも、これまでは主に女性に向けた長い髪を切ることがスタンダードでしたが、メンズカットのスキルを身につけたい学生やメンズカットが得意な美容師を目指す方が多い傾向にあります。メンズ服を作る学生が増えたことを考えると、メンズのファッションだけでなく美容業界でもジェンダーの幅が広がって行くのではないでしょうか。
今年のメイクに関しては、顔に繊細なペイントをするメイクのリクエストが多かったです。そのため、これまではヘアスタイリングを得意とするサロンに依頼をしていましたが、今回はメイクが得意な美容師が携わりました。総勢128名の美容師が参加しています。ヘアでは編み込みで頭を小さく見せる傾向がありました。また、毎回感じることですが服飾学生は美容学生と違い、学生の間に作品などを通して個性を磨き、とことん突きつめています。美容学生は国家試験を受けるために学生の期間を突っ走るわけですが、このような機会をいただき、元々持っているクリエイティブな気持ちがもう一度再燃したら良いなと思っています。熱量の高い高度専門士科の学生と関われてすごく良い刺激をいただきました。

L’OREAL PROFESSIONAL
WEB:https://www.loreal-professionnel.jp/top.html
Instagram:@lorealpro_education_japan

2023年度 ファッション高度専門士科卒業ファッションショー Supported by L’OREAL PROFESSIONNEL

文化服装学院 ファッション高度専門士科
4年間で、クリエーション・生産関連・ファッションビジネスについて幅広い知識と技術を習得。卒業時には大学卒業と同等の高度専門士の称号が与えられます。卒業生の多くはファッション界のスペシャリストとして高い評価を得ています。
WEB:https://www.bunka-fc.ac.jp/course/fashionkoukasenmon-katei/fashion-koudosenmonshi-ka/
Instagram:@bunka_kosen_official

L’OREAL PROFESSIONNEL 卒業ファッションショーバックステージサポート企画
「Future Talent Support PROJECT」とは
世界年間売上1位を誇る一大ビューティー企業であるロレアルグループ。その中核を担うヘアブランド「ロレアル プロフェッショナル」では若きクリエイターの育成を目的として、イギリスのセントラル・セント・マーチンズなど有名ファッションスクールの卒業ファッションショーや若手デザイナーのコレクションのhair&make-up Creationバックステージをサポートしている。日本では例年、スクール支援部門において文化服装学院が選出され、ファッション高度専門士科の卒業ファッションショーが支援の対象となっている。

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