2009年に初の著書『編みものこもの』(文化出版局)を上梓して以降、書籍や雑誌で作品発表を続け、現在は気仙沼ニッティングとMiknitsのデザイナーも務める三國万里子さん。彼女の自身初となるエッセイ集『編めば編むほどわたしはわたしになっていった』(¥1,650 新潮社)が9月29日(木)に発売。本書では自らの半生を振り返りながら「ごく普通の日常」の美しさについてつづられ、日々を豊かに楽しむためのヒントが詰まっている。 『装苑』2022年11月号掲載