やなぎみわ《案内嬢の部屋1F》1997年 Cプリント(2点組)すべて京都国立近代美術館
19世紀末から現在に至るまで、広告、アート、ジャーナリズムなど、その時々で多様な広がりを見せてきた写真表現。「写真をめぐる100年のものがたり」展では、日本の美術館の中でも先駆けて大規模な写真コレクションを築いた京都国立近代美術館の所蔵品を中心に、アルフレッド・スティーグリッツ、ブラッサイ、アンリ・カルティエ=ブレッソン、ロバート・キャパ、森村泰昌、トーマス・ルフなど、各時代を代表する68作家、180点余りの作品を展示。
エドワード・ウェストン《「E」タウン、ニュー・メキシコ》1933年 ゼラチン・シルバー・プリント
ルイス・ハイン≪綿糸工場の子供達≫1908-13年 ゼラチン・シルバー・プリント
移りゆく時代の中で写真がどのように発展し、見られてきたのか、その変遷をたどる。プリントされ、物質化した写真と向き合うことで、デジタル技術の普及とともに身近な存在となった写真の奥深さに触れてみては。
「写真をめぐる100年のものがたり」
会期:開催中〜2024年11月17日(日)
場所:静岡市美術館
静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー3階
時間:10:00〜19:00(入場は18:30まで)
休館日:月曜休(10/14、11/4は開館)、10/15、11/5休
観覧料:一般¥1,300ほか
TEL:054-273-1515
WEB:https://www.shizubi.jp
『装苑』2024年11月号掲載