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篠原ともえが「ルネ・ラリック展」のダリアの花瓶をドレスに

2026.03.26

昨年、正倉院の宝物である漆胡瓶をモチーフにドレスを制作した篠原ともえさん。今回は金沢の国立工芸館で開催中の「ルネ・ラリック展 」において、ルネ・ラリックの造形を起点にドレスを制作した。

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19世紀末から20世紀前半にかけて活躍したフランスの工芸作家
ルネ・ラリック と、同時代の作家による工芸・デザイン作品でめぐる展覧会「ルネ・ラリック展-ガレ・ドームから続く華麗なるフランスの装飾美術-」が、金沢の国立工芸館にて開催。本展覧会でアンバサダーを務める篠原ともえさんが、ルネ・ラリックのガラスの花瓶からインスピレーションをしたドレスを制作。

南フランスのキルト技法「ブティ」を再構築して、大胆にダリアの花のモチーフをあしらった白のビスチェドレスは、ルネ・ラリックの1927年の花瓶《オラン》が着想源となったもの。白く滑らかな素材は石川県の素材。裏側から綿や毛糸を詰め、膨らみを生み出すことで、表面に起伏を形成。200を超えるパーツが連なり、陰影の美しさが際立つドレスに仕上げられている。このドレスの写真は、空間と一体化するように会期中提示される。

時代の美意識を体現し、ジュエリーとガラスという二つの分野で花開いたルネ・ラリックの創造力は、ものづくりの喜びと尊さを静かに教えてくれる存在です。素材の魅力を追求し、自然の息づかいと光のきらめきを宿した作品たちは、時を超えてなお新鮮な驚きと感動を与えてくれます。今回は私自身もデザイナーとして、本展に展示される作品のひとつである《花瓶 オラン》に心を惹かれ、そこに宿る光の表情を布でかたちにできないかと考え、ドレスを制作いたしました。ご来場の皆さまが、本展覧会で心輝くひとときをお過ごしいただけましたら嬉しいです。

 ―――― 篠原ともえ―――――

「ルネ・ラリック展 」
-ガレ、ドームから続く華麗なるフランスの装飾美術-

日時:2026年3月20日(金)〜6月14日(日)
場所:国立工芸館
   石川県金沢市出羽町 3-2
時間:9:30~17:30(入館は閉館の30分前まで)
WEB:https://www.momat.go.jp/craft-museum/exhibitions/568

篠原ともえ
デザイナー/アーティスト
文化女子大学短期大学部服装学科デザイン専攻卒。1995年歌手デビュー後、現在はデザイナーとして活動。松任谷由実、嵐などの衣装デザインを手がける。2020年にクリエイティブスタジオ「STUDEO」を設立。2022年にはデザイン・ディレクションを手掛けた革きものが、ニューヨークADC賞、東京ADC賞を受賞。

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