打ち合わせのデザインに特徴のあるジャケット。ボタンにはminä perhonenの刻印がされている。
ネイビーのアイテムはドビー織りのウールポリエステルを使用。
右 「ミナ ペルホネン」デザイナー皆川 明さん 左 トンボ代表取締役社長 藤原竜也さん
本誌装苑でも数多く紹介している、皆川明さんデザインによるブランド「ミナ ペルホネン」。今回この「ミナ ペルホネン」と、創業155年を迎えた学生服メーカーの「トンボ」がコラボレーションし、スクールウェアと介護ウェアを展開することになった。
スクールウェアは、小学校、中学校、高等学校の制服と体育着。デザインはもとより素材からの開発が注目される部分だ。ジャケットとパンツに関してはウールポリエステル。そしてシャツはコットンポリエステルの素材を使用し、毎日のように着る制服のため、基本的に家で洗濯が可能なものになっている。ふっくらと織られたドビー素材を用いた中学校、高等学校の制服は、従来のギャバジンよりもしなやかで優しい印象。色にも深みが加わり、学生らしさを表現しながら特別感も感じられる。ジャケット、パンツ、スカートのさまざまな組み合わせで、オールジェンダーを意識したスタイリングが可能だ。2024年度の新入生より販売開始予定。
それぞれのアイテムには、「ミナ ペルホネン」のアイコンの蝶の刺繍がさりげなく施されている