オートクチュールからプレタポルテ、レザーグッズやアクセサリーまで幅広く展開し、時代を超えたスタイルで多くのファンをもつメゾン マルジェラ。
8月3日(水)〜16日(火)の期間、伊勢丹新宿店本館1階のザ・ステージにてメゾン マルジェラ2022年「アイコンズ」コレクションのポップアップストアを開催する。
2021年秋冬にローンチされた、シーズンやジェンダーにとらわれず新しい価値観を反映する「アイコンズ」コレクション。
クリエイティブ・ディレクターのジョン・ガリアーノ率いるパリのアトリエで制作される「アーティザナル」は、オートクチュールに相当するコレクションで、メゾンのナンバリングシステムにおいて、ライン0として区分されている。
「アーティザナル」で提起されるジェンダーレスなコレクションは、「Co-Ed(男女共通)」コレクションにおいて芸術的なプレタポルテとして工業生産され、ピラミッド型のクリエイティブプロセスを通して、コードやテクニックがプレタポルテにおいて進化する。こうしたプロセスを経て、プレタポルテの中からキーピースとして選び抜かれたのがまさに「アイコンズ」だ。
メゾン マルジェラのナンバリングシステムにおいて、ライン4はウィメンズの「アイコンズ」、ライン14はメンズの「アイコンズ」として再定義され、ジェンダーレスのコンセプトに基づいて4と14の両方に丸印が付けられている。
同じく、メゾンのシンボライズ的な白い仕付け糸のステッチや、ラベルを仮留めした4本の白いステッチ、これは作業途中・未完成の中に美しさを表現する「ワーク・イン・プログレス」を反映するものであり、その確かなクラフツマンシップを証明するもの。
こうしたデザインのディテールを相互的に認識し合うことや、メゾンのシンボルを知る人たちの共通意識を呼び起こすことが、ブランドへの帰属意識や忠誠心を刺激、時代を越えた進化へ繋がっているという。今回伊勢丹新宿店にて行われるポップアップストアでは、その様にメゾンのクリエイティブプロセスの過程で改良され、バージョンアップした「アイコンズ」コレクションが展開される予定だ。
「ワーク・イン・プログレス」のトップステッチ、カフに「メモリー・オブ」のステッチをほどこしたテイラードジャケットやコート、フロントに贅沢なギャザーをあしらった構築的なスカート、独創的なキルティングディテールが特徴の「グラム スラム」コート、白いハンドペイントの「ビアンケット」加工をほどこしたデニムアイテムや「タビ」シューズ、リネンウールのシェットランドニットウェアなどのキーピースが登場。
進化するメゾンの、永続的なコードが落とし込まれたラインは、歳を重ねても色褪せない大事なアイテムとなるはず。「アイコンズ」コレクションを覗きに足を運んでみてはいかが?
メゾン マルジェラ 2022年「アイコンズ」コレクション ポップアップストア
期間:2022年8月3日(水)〜16日(火)
場所:伊勢丹新宿店本館 階 ザ・ステージ