【Paula Canovas del Vasのシューズ】
つま先で離れていく自由な形がたまらない
初めて見つけた時、なんてかわいい形なの!と一目ぼれしました。元々先がとがっている靴はあまりタイプではなかったのですが、このポーラ カノヴァス デル ヴァスの靴は、とがっている部分と滑らかな谷の部分のバランスが絶妙に成立していて、その曲線が気持ちよく、全体で見た時にも美しいんです。ピンクのグリッターが歩くたびにキラキラと光るところや、丸みのあるソール、二重になったベルトなど細部にも魅力が詰まっています。プリンセスっぽさの中に毒気もあり、ラブリーすぎないところが今の自分のムードにもピッタリ。思いっきりガーリーな服と合わせても、シンプルにデニムとTシャツに合わせても存在感を放ってくれる一足です。
photograph : Jun Tsuchiya (B.P.B.)
Noriko Enomoto
1996年⽣まれ。共⽴⼥⼦⼤学被服学科卒業後、⽂化服装学院服飾研究科へ⼊学。その後、技術専攻に進学し卒業後、レインボーシェイクに⼊社。パタンナーとして活動しつつ、2020年に自身のブランド、ノリ エノモトを開始。
Instagram:@37nori
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