6月24日から6日間の日程で、2026年春夏パリ・メンズファッションウィークが開催され、70ブランドが公式スケジュールで新作を発表。今シーズンの必見のコレクションや注目のトピックスをご紹介します。

ケンゾー(KENZO)は、ベル・エポック時代の社交場だった老舗レストラン「マキシム」で、ウィメンズとメンズの合同ショーを開催した。
今シーズンのタイトルは「CLUB KENZO(クラブ・ケンゾー)」。これは、過去、現在、未来のカルチャーが新たな形で融合する場所を意味し、アンディ・ウォーホルの「The Factory」、1970年代の髙田賢三のアトリエ、そして現アーティスティックディレクターNIGO自身のコミュニティという、3つの文化的結びつきからインスピレーションを得ている。

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パンクやグラフィティといったサブカルチャー、メゾンのアーカイブのプリント、イタリアのテーラリングもポイントで、バラの花で彩られたアシンメトリーなボタンのシェフシャツは、髙田賢三が着用していたものへのオマージュ。

2025年秋冬ウィメンズのウサギのラブストーリーに続き、ウサギとトラ、トラ柄のウサギの子供たちという新キャラクターが登場。愛らしい仲間たちが、プレイフルなコレクションを盛り立てていた。






















































Photos : Courtesy of KENZO
Text:B.P.B. Paris