文化服装学院の学生による6ブランドにフォーカス
ファッションショー「individual 2026」
バックステージとインタビューをお届け!【前編】

2026.03.31

17:00 いよいよショーがスタート!

individual SHOW REPORT

16:30のドアオープンで観客が続々と訪れ会場が埋まっていく中、バックステージではデザイナーたちが最後の仕上げに取りかかる。着こなしのチェックや、リハーサルを踏まえたウォーキングの確認など、真剣な面持ちで最終確認を行っていく。
バックステージの熱気が伝わったかのように、会場のボルテージもアップ。ついにショーが始まった。

トップバッターを務めたのは、「Deadbooy」。ミュージシャンのMel Edenさんによって今回のコレクションのために制作されたというアップテンポな楽曲をBGMに、スモークが焚かれた会場をゾンビのような独特な歩き方をしたモデルが登場した。ファーをあしらったセットアップや、雪男のようなオリジナルのグラフィックがプリントされたダウンジャケットが印象的。さらにスキーのストックなどの小物を用いた演出で、今シーズンの世界観を表現した。

続く「KYOMA SAKAKIHARA」は一転してクラシックなBGMとシンプルな演出。厳粛な静けさに包まれた会場を、伝統的なテーラードの技法と現代的なデザインを融合させたスーツやモーニングに身を包んだモデル達が優雅に闊歩した。ステージを照らすライトが、さりげなく取り入れた遊び心あるビーズやスパンコールのデティールを際立たせる。

次に続く「Fluer Douces Philharm」は、DJによるライブパフォーマンスの中、ショーがスタート。ウェディングドレスをはじめとした様々な素材を一度にプレスすることで制作されたオリジナル素材が、構築的な独自のシルエットを生み出す。チュールやレースといったフェミニンな素材が、特殊加工を施した生地やフォルム、エッジの効いたスタイリングによってモードな印象に仕立てられた。

「HINAE KATSURA」は、暗闇に包まれた会場にオルゴールの音楽が流れ、スタンディング席の横にある観音開きの扉から強い光をバックにモデルたちが表れた。カラフルでファンタジック、そしてマキシマルなレイヤードが印象的なルックが登場。デザイナー自身の「好き」をふんだんに詰め込んだ、少し奇妙でキュートな、魔法の世界のような世界観が会場を魅了した。

ラストを飾ったのは「OGURA TAKUMI」。ランウェイを一直線に照らすライトの下、モデルたちが次々と登場。ニードルパンチの技法を用いたオリジナル生地と、リボンやレースといったフェミニンな要素がメンズ服へ巧みにミックス。無駄を省いた潔い演出で、テーマである「未来の花婿」を想起させる華やかさと、デイリーにも着こなせるバランス感が絶妙なルックに観客たちの視線を集めた。

BACKSTAGE GALLERY
バックステージのモデル&デザイナーの姿をキャッチ!

Deadbooy

KYOMA SAKAKIHARA

Fluer Douces Philharm

HINAE KATSURA

OGURA TAKUMI

デザイナーたちのインタビュー【後編】に続く。

edit & text : SO-EN

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