「mintdesigns（ミントデザインズ）」の設立20周年を記念した展覧会「ミントデザインズ大百科：Mintpedia」が11月5日（日）までの期間、九州産業大学美術館にて開催中。それを記念し、ブランドのクリエイションの裏側をまとめた書籍『ミントデザインズ大百科 “Mintpedia”』が刊行。展覧会会場である九州産業大学美術館と本屋青旗（福岡・薬院）、ミントデザインズ青山店にて現在販売中だ。

ゴムを使用した製本の仕方にもこだわりのあるデザイン。特典ポスター付き。

本書はデザイナーの勝井北斗さんと八木奈央さんが影響を受けたというロンドンでの留学時代や、ポップでユニークなテキスタイルの誕生秘話、ショーや映像のこだわりなど、展覧会をより楽しめる図録的な一冊となっている。ブックデザインは本展のビジュアルも手がけた、グラフィックデザイナーの村上雅士さんが担当。

「ミントデザインズ大百科：Mintpedia」は、昨年6月のスパイラルガーデン（東京・表参道）を皮切りに、その後PARCO GALLERY（名古屋）を巡回した同展の九州展。これまでに手がけた40シーズンのコレクションを年代、テーマ別に分けた映像コンテンツを始め、コレクションルックや、130種類以上ものグラフィックテキスタイルを一同に展示するほか、インスピレーションやデザインスケッチ、パーツなど、ミントデザインズを構成する様々な要素を抽出。百科事典をめくるように、20年間のミントデザインズの仕事を読み解いていく展覧会となっている。

さらに、本屋青旗では本展のサテライト展として「Mintpedia2 & Museum Store」と題し、ミントデザインズの印刷物を一斉に集めた展示とお土産に嬉しいポストカードやTシャツなどを揃えたミュージアムショップを10月15日（日）まで開催中。コレクションで使用されたボタンやデッドストックのオリジナルなど貴重なアイテムも購入することができる。

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