山梨県立美術館の開館45周年を記念した特別展「ミレーと4人の現代作家たち-種にはじまる世界のかたち-」が8月27日(日)まで開催中。
開館時にジャン=フランソワ・ミレーの代表作《種をまく人》を収蔵し、自然豊かな県を象徴するコレクションとして、ミレー作品を収集し続けた山梨県立美術館。本展では、「writtenafterwards(リトゥンアフターワーズ)」のデザイナーである山縣良和さんをはじめ、淺井裕介さん、志村信裕さん、丸山純子さんら4人の現代作家の作品をミレーの作品とともに展示。期間中は各作家によるギャラリートークやワークショップなど、本展に関連したイベントも行われる。
山縣さんによるインスタレーション「Field Patch Work つくりはかたり、かたりはつくり」では展示作品の一部として、資生堂チーフアーティスティックディレクターの計良宏文さんがヘッドピース20体を制作。これらはほうきやモップ、雑巾などの掃除用具を用いて作られている。
4人がそれぞれのテーマに沿って展開する作品を通して、ミレー作品の魅力を再発見してみては。
特別展「ミレーと4人の現代作家たち-種にはじまる世界のかたち-開館45周年記念」
期間:開催中~2023年8月27日(日)
場所:山梨県立美術館
山梨県甲府市貢川1-4-27
時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:7月31日(月)、8月7日(月)、21日(月)
観覧料:一般¥1,000(¥840)、大学生¥500(¥420)、高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金、県内宿泊者割引料金
TEL:055-228-3322
WEB:https://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/exhibition/2023/939.html