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須藤蓮監督作、話題の映画『逆光』が東京で上映開始

2021.12.17

1970年代の広島・尾道を舞台に、22歳の晃(須藤蓮)と、晃が好意を寄せる大学の先輩・吉岡(中崎敏)、晃の幼なじみの文江(富山えり子)とみーこ(木越明)の4人のひと夏の物語を描くオリジナル作品『逆光』。俳優の須藤蓮が主演とともに初監督を務め、ドラマ「ワンダーウォール」や「今ここにある危機とぼくの好感度について」などの話題作を手がけてきた渡辺あやが企画・脚本を担当している。広島と京都での上映を経て話題になっていた本作が、この冬、東京で上映。

三島由紀夫の作品世界に深く共鳴して作られた映画は、風光明媚な尾道で、文学の香りを存分に漂わせながら忘れがたいシーンを重ねて展開していく。映画館で、’70年代の夏にひととき身を置いてみては。『逆光』須藤蓮監督・主演、中崎敏、富山えり子、木越明ほか出演。12月18日(土)より、東京・渋谷の「ユーロスペース」、2022年1月7日(金)より、東京の「アップリンク吉祥寺」にて公開予定。FOL配給。
© 2021「逆光」FILM

『装苑』2022年1月号掲載