「Rakuten Fashion Week TOKYO」でSDGsレポーターに就任した長濱ねるさんが、「CRAHUG」のワークショップへ

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今季から「Rakuten Fashion Week TOKYO」で取り組んでいるSDGsに関する様々なイベントに参加し、その場で感じたことを自身の声でレポートした長濱ねるさん。コレクションの時期に開催された、新ブランド「CRAHUG(クラハグ)」のワークショップに訪れました。



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「CRAHUG」とは、CRAFTSMAN HUG LIFE HUGの略で、日本各地の工場、職人とともに持続可能なモノ作りを考え、作る人、使う人の架け橋となり、思いやりある優しい暮らしを、もの、ひと、ことからグローバルに発信するブランド。クリエイティブ・ディレクターは、テキスタイルデザイナーとして産地工場の素材開発とジャパンテキスタイルのグローバル発信に携わる梶原加奈子さん。梶原さんの説明を受け、商品に直接触れた長濱ねるさんの感想を伺いました。


梶原 これは京都の大東寝具工業という、寝具の会社が作ったベビー服です。肌に直接触れるものなので、生地の中から不純物を取り除く加工を4回繰り返して仕上げています。この加工を4回もするところは多分ないと思います。
長濱 4回もその工程があるんですね。私には1歳になる甥っ子がいるのですが、服をプレゼントするときに、子供のデリケートな肌のことをとても考えて選びます。これなら安心ですね。




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左は梶原加奈子さん




梶原 手袋の産地である香川で、手袋製造業として創業したのが川北縫製。そのテクニックを生かして服を作っています。これは植物染料を使って一つ一つ手でグラデーションに染め上げたもの。今日長濱さんが着ているのがこれです。
長濱 こんなに丁寧に作られていると、着る側も気が引き締まりますね。大切に、一着を長く着たくなります。



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梶原 ベッドサイドにさりげなく置いておきたくなるノートブック型の証明です。埼玉のワイ・エス・エムという町工場が制作するもの。極薄のLDEパネルが入っていますね。
長濱 気づいたら手に取っている素敵なものが、結果としてSDGsにつながっているというのが素晴らしいですね。今まで意識しなかった職人さんが背景に感じられて、とても嬉しくなります。




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梶原 快適な機能性をもつ和紙糸の服です。広島の備後撚糸によるもの。安心感のある心地よい暮らしを求めている人に届けていきたいという想いがあるそうです。
長濱 さわってみると、和紙の質感が伝わりますね。本当に着てみたい。普通に欲しくなります。



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「CRAHUG」のワークショップで、額縁を制作。余剰繊維やリボンを縁に巻き付けて仕上げます。




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「完成しました。ちょっと秋っぽい感じかな。」



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「SDGsって、少し重くとらえてしまうところがありましたが、今は以前よりも普通に可愛くて着てみたいと思う服に、そのような要素があったりするので、世の中の流れの変化を感じます。最近は、着る服や食べるものなどでも、そのバックグラウンドを考えることが多いです。生産者や流通など。どのような人のどんな思いが込められているのか。ここに来るまでの工程も含めて想像します。そうするとモノに対しての愛着が湧くし、自然と大切にしたいという気持ちも現れてきます。」――長濱ねる



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photographs : Jun Tsuchiya (B.P.B.)

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