デビュー作『わたしを空腹にしないほうがいい』で注目を浴び、エッセイのみならず小説、絵本、児童書、歌集など多方面で活躍する気鋭の作家、くどうれいんさんが、2作目の食エッセイ集『桃を煮るひと』(¥1,760 ミシマ社)を刊行。日本経済新聞「プロムナード」(2022年7月〜12月)に掲載されたエッセイに書き下ろしを加え、41編で構成された珠玉の一冊に。『装苑』でもおなじみのグラフィックデザイナー、脇田あすかさんが手がける素敵な装丁にも注目。 『装苑』2023年9月号