現代アート、デジタル・アート、都市文化のオルタナティブを再考するスペースの、3つの異なる特性を持つギャラリーが集積するアートの複合施設「まるかビル」が4月2日(土)にオープン。
日本橋馬喰町にある「まるかビル」は、そば処「まるか」として長く地元に愛された築70年の同ビルを、1階を駐車場、2〜4階を3つのギャラリーに全面改装した施設。
2階にはDDD HOTELの一角にある現代美術ギャラリー「PARCEL」の2つ目の拠点となる「parcel(パーセル)」、3階にはデジタルアートのプラットフォームを運営するNEORTによる、デジタル /NFTアートをフィジカルで体験できる「NEORT++(ネオルトツー)」、4階にはアーティストとともに都市文化におけるオルタナティブを再考するプロジェクトスペース「CON_(コン)」がそれぞれ入居。これらのギャラリーは今後、異なる視点からアートに向き合い、相互に連携しながらプログラムを形成していく予定だ。
parcel(2階)
NEORT++(3階)
CON_(4階)
同時開催されるオープニング・プログラムでは、抽象的な作風で知られている作家、安野谷昌穂の2年ぶりの個展「Earth Song, Birth Gong」(2F:parcel)、Ayumu Nagamatsu、避雷、NEORTによるNFT作品が展示されるグループ展「Moment」(3F:NEORT++)、23歳以下の若手アーティスト3人による展覧会「極薄inframince」(4F:CON_)が開催される。詳しくは各ギャラリーのホームページをチェック。
ジャンル問わず実験的なアート作品が集結するまるかビル。国内外のクリエイティブシーンをけん引するであろうこの場所にぜひ足を運んでみて。
まるかビル
場所:東京都中央区日本橋馬喰町 2-2-14 maruka bldg
時間:12:00~19:00(フロアによる)
休館日:月、火、祝
parcel
WEB:https://parceltokyo.jp/
Instagram:@parceltokyo
Twitter:@parceltokyo
NEORT++
WEB:https://two.neort.io/ja
Twitter:@neort_io
CON_
Instagram:@con_tokyo_