1月16日から6日間の日程で、2024-’25年秋冬パリ・メンズファッションウィークが開催され、73ブランドが公式スケジュールで新作を発表。今シーズンの注目のショーや見逃せないトピックスをご紹介します。
昨年12月にマシュー・M・ウィリアムズが退任したジバンシィ(GIVENCHY)は、パリの自社ショールームでプレゼンテーションを開催。
コレクションはデザインチームによって制作され、ユベール・ド・ジバンシィが着ていた白衣や昔の生地のシャンデリア柄など、メゾンのアーカイブから多くのヒントを得ています。
肩にかけると三つ編みをしているように見えるトロンプルイユプリントのスカーフ、ユベールの自宅の椅子に使われていたファニチャーファブリックスのコートなどもあり、メゾン本来のシックで優雅なスタイルに立ち返ったシーズンになりました。遊びの要素も所々に隠されていて、白いブルゾンやバッグをよく見るとキャットのモチーフが。猫好きにはたまらなそう。
Text:B.P.B. Paris